小学生にも人気な看護師さん
小学生や未就学児を対象に「将来なりたい職業は?」という質問があります。
さすがに男性看護師が増加したとはいえ、男の子のランキングに看護師が入ることはないようですが、ここ10年くらい女の子では3位から8位くらいにランクインされれいます。
1位が10年くらい前は「パティシエ」や「お花屋さん」に比べ、つい最近では「医師」へと変革をなしている中、看護師は3位から8位を行き来しています。
親側がつけたい職業としては断然看護師が人気があるというのも、安定した職業をという親の気持ちの反映しているのでしょう。
小学生に人気の看護師の動機としては、やはりコスチューム的な人気によるものと想像できます。
それ以外ですと身近に看護師をしている人がいたり、病院にいって優しくしてもらったというものでしょうか。
親の背中をて育つ子ども
子どものなりたい職業の話を少し書きましたが、子どもは親の背中をみて育つとはよくいったものです。
小さい頃は興味がなくても、高校生くらいになって、将来を本格的に意識して決定しなくてはいけなくなったときに、改めて看護師という職業に興味をもち、「親が看護師だったから」という人も実は多くいます。
志望動機ランキング
子どもの夢という意味でのなりたい職業ではなく、進学という意味で高校生くらいから人気上昇の看護師。
志望動機についてランキングしてみたいと思います。
1位 人の役にたち、社会に貢献した働きをしたい
偽善的にも感じる人もいるかもしれませんが、意外にもこの精神をもって看護学生になった人たくさんいます。
勿論、背景に安定した収入というのがあるのかもしれませんが、それだけで出来る仕事ではありません。
最初から、小さい頃から憧れていたり、実際に働いているお母さんの姿をみて育っていたり、そういう人が周りに少ない人でも、社会的貢献を考えた上で働きたいと思っている人、結構いるもんです。
2位 就職、お金を稼ぐため
高校生になると進路を考えなくてはいけなくなります。
特別何かしたいというものがなかったり、なりたいものもあるけれど、今のレベルでは難しくて進路変更を考えている人。
働いて早く自分でお金を稼ぎたいと思う人。
色々なことを考えなくてはいけない時期です。
1日看護体験などに参加してみて興味をもったり、親などに勧められる場合もあります。
就職に困らず、お金を自分で稼ぐことができると保証され、学力的にも手中にあるという理由で、選ばれることが多いみたいです。
1位の社会貢献といったところまでの志が、これではないようですが、それは、看護教育を受ける中で、もしくは実際の患者と触れ合うことで養われていくものです。
どちらが先でもよいのではないでしょうか。
意外と楽しめた、意外と天職だったのかもしれないと働けていくことが素敵なことだと思います。
3位 手に職をつけたいため
手に職をつけるとよく言いますが、日本ではやはり「国家資格」というものに人気が集まっているところがまだありますよね。
手に職をつけるということは、確かに自分への自信にもなります。動機として上位にあがるのも納得がいきます。
看護師であれば、その気になれば、仕事に困ることは、ほぼありません。
そういう意味では、一生ものの手に職と言えます。