平均年間ボーナス額
厚生労働省では、毎年「賃金構造基本統計調査」といって、さまざまな職業の賃金に関するデータが集計されています。「年間賞与その他特別給与額」調査の対象です。
それによると、看護師の年間ボーナス額平均は78万程度。大体2、5ヶ月分。他の職業全部の平均ボーナス額平均が55万に比べると看護師の平均ボーナス額は23万ほどの差があるといわれています。
この平均年間ボーナス額78万は、100床以上の病院での平均と考えてください。
夏のボーナスと冬のボーナス
一般的には夏よりも年末の冬のボーナスのほうが支給額が多いみたいですね。その他に3月にミニボーナスがでるところもあったけれど、最近では殆ど見られなくなっています。
求人には夏・冬ともに2ヶ月分ずつ支給しますというところもありますので、月収ありきのボーナスではありますがそちらも着目したいところですね。
年齢別平均
例えば、年齢と平均月収、年間ボーナス支給額は以下のように予測されます。
20~24歳の新人さんは、特に始めてのボーナスということもあって夏の支給は満額きませんので、極端に少なく見えます。
それ以降は、月収に対して2.7ヵ月分が平均で算出されています。勿論、施設・病院によって違いますのであくまでも平均で出しています。
25~29歳: 平均月収=26万 年間ボーナス予測=およそ72万
30~34歳: 平均月収=28万 年間ボーナス予測=およそ78万
35~49歳: 平均月収=30万 年間ボーナス予測=およそ82万
40歳以上: 平均月収=32万 年間ボーナス予測=およそ87万
看護師のボーナスの特徴
看護師のボーナスはOLさんなどに比べると高いといわれます。特に1~5年目ではその差は歴然です。
最初はよいけれど、役職などつかない限り伸び悩むのが看護師のボーナスのようです(笑)
それでも、もともとがよいわけですし、基本給が微々たるものでも上がっていけば勿論安定したボーナスが支給されます。
このほかに、最近では成績率というものもあり、平均が「良好な職員」。「優秀な職員」となると、良好な職員よりも3万程度支給額が上がるというものも導入されているところもあります。
お仕事をするにあたって、やはりお給料は気になるトコロ。少しでも高い賃金の職場で働きたいものです。高収入を目指すあなたにはこちらの記事がおすすめです。
参考文献 https://www.kango-roo.com/sn/a/view/579
http://anakau.com/nurse/2013/12/05/winter-bonus/
http://toranet.jp/t/r/T7ZZ120s.jsp?hp=%2Fkango%2Flab%2Flab-110901.html