転職活動で大事なこととは?
看護師も、今では転職サイトを利用して探すスタイルが一般化しつつあります。転職サイトのアドバイザーは、転職のプロです。アドバイザーを味方につけることができれば、よりスムーズに進みます。
そこで、アドバイザーに「この人には転職を成功させて欲しい!」と思わせるコツについて、考えてみたいと思います。
コツ1.キャリアプランを具体的にして、的確な行動をする
転職サイトに登録すると、担当のアドバイザーから連絡が来て面談をします。その時までに、自分のキャリアを振り返り、あなたがこれまでにやってきたことや学んだこと、どういう看護師になりたいかについて、しっかりと整理しておいてください。
ここが具体的になっていれば、自然とキャリアプランも明確になり、その後の行動もより具体的になります。キャリアプランが明確になっていることで、アドバイザーもそれを実現しやすい求人を紹介しやすくなります。
アドバイザーはいろいろな情報を教えてくれますが、それを踏まえてどのように行動するかについてはあなた次第です。最初の面談では、自分のキャリアプランをしっかりと答え、それを活かして転職に向けて行動していく意思を示しましょう。
そうすれば、担当アドバイザーはあなたの味方になってくれるはずです。
コツ2.アドバイザーは、とことん利用しましょう
転職サイトに登録すると、担当のアドバイザーがつきます。アドバイザーは、あなたの秘書のようなものです。時には、あなたの履歴書や職務経歴書にアドバイスを行い、時には模擬面接の面接官にもなります。
このようなことをしてもらえるのは、アドバイザーにとってそれがビジネスだからということもあります。しかし、ビジネスだからといっても、受身の姿勢で何も行動しようとしない人にアドバイスはしません。
積極的に頼ることで、アドバイザーは「必要にされている」と感じるもの。しっかりと行動していれば、信頼関係も生まれてきます。信頼関係を作るためにも、アドバイザーをとことん利用することが大切です。
コツ3.連絡はきちんと取りましょう
アドバイザーも人間です。こまめに連絡をくれる人と、たまにしか連絡をくれない人であれば、間違いなく前者の方に条件の良い求人を紹介しようと思うはず。
とはいえ、看護師は特に忙しいので、在職中であればすぐに返事ができない時がありますし、電話に出られない時もあると思います。それでも、時間が空いた時にきちんと連絡を取ることを忘れないで下さい。
きちんと連絡を取ることで、「あなたのことは忘れていませんよ」というアピールになりますし、お互いに親近感を持つことができます。親近感が持てるようになると、人間として繋がりができるので、より強い味方になってくれます。
尊敬と感謝の念を忘れずに
ビジネスで接していると、つい忘れてしまいがちなことですが、取引相手も人間です。常に尊敬と感謝の念を持って接してもらっていたら、「この人のために何とかしよう」という気持ちが生まれてくるもの。
相手を思いやる気持ちと積極的な行動。
この2つのキーワードを忘れずに転職活動を楽しんでください。