志望動機の書き方

志望動機の例

私は以前、○大学病院で小児科の看護師をしており、小児に多い典型的な症例から稀な症例までたくさん勉強させていただきました。

長く入院を強いられ年齢のおける発達課題を乗り越えられない子どもや、死に直面するような子どもにおいては、ただ病気を治すことだけが看護ではないことを学びました。家族への負担も大きく、子ども、家族共にケアが必要であることも実感しています。

小児科だけでなく、周産期やNICUへの看護にも興味があります。小児科に限らず母子に関わる仕事をこれからもさせて頂けたらと思っております。

貴院は、周産期への看護に特に力を入れておられるので、幅広く学ばせていただけると思い志望致しました。

市民の健康を守る基幹病院としての役割を果たされている貴院の一員として、ぜひ勉強させていただけたらと思います。

ポイント

総合病院へ転職を考えている場合は、自分の得意な分野や希望の科を書きつつ限定するのではなく、幅広く興味のある分野を書くといいと思います。例えば自分が働きたい科が小児科なら、幅をみて周産期やNICUなども書き入れます。その上で口頭で希望の科を言っておくと第一希望を考慮してもらえます。

他に、「慢性期看護に興味があり老年看護やリハビリテーションに興味があります」や「急性期看護に興味がありICUや救急医療に興味があります」といった書き方も分かりやすいです。

○科で働きたいというより、興味がある分野や今まで関わってきた分野を幅広く書いておくようにしましょう。そして最後に志望動機を自分の勉強したいことと絡めながら書くと分かりやすいです。

point病院の見学で聞いたことやパンフレットに書いてある理念や看護目標、求める人材などを把握して志望動機に書くと印象がいいです。履歴書を書く前にはきちんと病院のことを理解しておくことは最低条件です。その上で自分がいかに病院にとって役に立てる存在かを書くと有利です。勉強させて頂きたいという姿勢も忘れないようにしましょう。

看護師以外の免許(助産師、保健師、認定看護師)などがあればそれも書いておきます。その免許を生かした経歴があれば書いておきましょう。

本人希望欄

総合病院の場合は希望の科を書きます。できれば第一希望から第三希望くらいまでは書くようにします。

常勤以外は勤務時間、勤務日数などの働き方もきちんと書きます。勤務地が複数ある場合も希望を書いておきましょう。

 

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