看護師免許は、国家資格です。

一度取得してしまえば資格は一生その保持される、のですが、更新が必要になることがあります。

看護師免許の更新が必要な場合とはどんな時か

最も多いのが、結婚や離婚によって戸籍が変わるときです。

手続きが行える期間には変更後30日以内という制限があるので、準備は早めに始める必要があります。

更新手続きを忘れると、登録確認をしたときに姓名や本籍地が違っていると、就業できない可能性があります。

しかも、更新手続きが完了するまでには最短で3ヵ月かかるので、早めに必要種類を準備しておくことが必要です。

申請用紙は保健所に用意されていますが、他に看護師免許証の原本、半年以内に取得した戸籍謄本、朱肉タイプの印鑑が必要です。

更新手続きには費用が千円程度掛かりますが、保健所か郵便局で収入印紙を購入して支払います。

看護師免許証はコピーではないこと、印鑑は改正後の苗字でなければ受け付けてもらえません。

どこで手続きをすればいいのか?

働いている場合には、働いている施設がある地域を管轄している保健所か、住民票がある地域の保健所に提出します。

働いていない場合でも、更新手続きは必要です。

うっかり忘れたでは済まないので、覚えておくとよいでしょう。

ただし、転居による住所変更時には、手続きは不要です。

また、結婚や離婚などによって姓名の改正を複数回経験している場合は、過去の戸籍の変更経緯をすべて確認するため、戸籍全部証明書もしくは、除籍謄本の提出が必要となります。

また、看護師免許を事故や災害などで紛失・破損した場合にも、再発行の手続きが必要です。

保健所にある申し込み用紙に必要事項を記載し、6ヵ月以内に取得した住民票、本人確認ができる書類、朱肉タイプの印鑑を持参して、保健所に提出します。

早めに手続きをしましょう

戸籍の変更とは異なり手続きは随時受け付けていますが、仕事をしている場合には紛失や破損に気が付いたらすぐに手続きをとることはもちろん、仕事をしていない場合でも、気が付いたら早めに手続きをしておくことが大切です。