看護師は国家試験を合格して得る国家資格。ですから看護師の試験に受かると、全国何処でも看護師として仕事が出来ます。看護大学、看護専門学校で専門知識を取得し、実習がおわり毎年2月に行われる国家試験を受け、晴れて看護師になれるのです。

国家試験の日程や情報を集めてみました。

日程

国家試験の日程は2月第二日曜日。平成28年の場合、214日(日)に行われました。全国同じ日に行われます。受験の願書はその前の年の10月中ごろから各看護学校や大学に配布され始めます。11月下旬から12月初旬の間に願書提出に必要な書類を提出、2月の頭に受験票が交付されます。また合格発表は3月の終わりに、平成28年の場合325日(金)の午後2時からインターネット、または厚生労働省が定めた合格発表会場で確認できました。

会場

北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中国四国、九州とそれぞれの8つの地方局があり、それぞれが会場を設定します。東京は人口も多い為に10箇所と言う会場が設置されます。

試験内容

必修問題、一般問題そして状況設定の問題が全部で240題。時間は午前(9:50-12:30)と午後(14:20-17:00)に分かれています。

午前 一般問題 65題、必修問題 25題、状況設定問題が30題。

午後 一般問題 65題、必修問題 25題、状況設定問題が30題。

結構なボリュームです。必修問題は看護師として必要な知識を問われる物です。人体の構造や機能、基礎看護学、成人看護学、老年看護学と言った物があげられ、必修問題で80%取れていないと、他の成績がどんなに良くても合格にはなりません。必修問題は看護学校や看護大学で学んだ事が中心となります。また状況設定問題は文章問題で患者の年齢、症状や検査数値から疾患を判断したり、対応を問われる物で、点数のポイントも他のものが11点であるの比べ、12点で換算されます。実習で習った事が中心になります。

2月、寒い時期です。交通機関や体に気をつけて受験してください。