看護師は安定しているけれどハードな仕事
看護師と言えば、一度資格をとればその後は働き口に困らない、一生働き続ける事が出来る資格として非常に人気が高いです。
特に昨今では看護師不足が各地で訴えられており、今後も深刻化する事が予想されるので、看護師の資格を持っていれば、どこへ行っても仕事に困る事は無いでしょう。
そんな看護師ですが、一方で非常に体力を使うハードな仕事である事でも知られています。
女性が多いだけに人間関係で思い悩む人も多く、ストレスを抱えてしまいがち。
そうなると、やはり離職率は高いのでしょうか。
看護師の離職率は?
看護師の離職率ですが、新卒で7パーセントから10パーセント、常勤の看護師で10パーセントから12パーセント程度と言われています。
大体10人に1人が離職すると言う計算ですが、この離職率は、果たして高いのでしょうか、低いのでしょうか。
他の業界では、大卒の3年後の離職率は30パーセント前後であると言われています。
それを思えば、看護師の離職率は低いと言えるでしょう。
しかも、看護師の離職率は、年々下がっているのです。
新型コロナの影響で、就職難になりつつあるこの時世、安定して平均以上の収入を得られる看護師は、余程の理由がなければ、手放す事など出来ない職です。
看護師に多い離職理由は
ハードではあるものの、他の職に比べれば、非常に恵まれていると言える看護師ですが、離職する人は一体どのような理由で離職するのでしょうか。
離職理由で最も多いのは、人間関係の悪化です。
看護師は女性が多いので、人間関係が複雑になりがちです。
中には陰湿な嫌がらせを受け、仕方なく辞めると言う人も居ます。
嫌がらせを先導しているのが、看護師長や主任と言う上の立場の人の場合は、パワハラも加わりますので、非常に強いストレスを抱えながら仕事をする事になります。
看護師は再就職先に困らないので、ストレスを抱え続けて鬱などになってしまう前に辞めてしまうケースが多いです。
まとめ
うつ病になるほど、ストレスを抱えて我慢する時代でもありません。
いじめ、パワハラなんてあれば、ニュースになるようなブラック職場です。
転職して心機一転、新しい職場、新しい人間関係の下で働くのがいい場合が多いと思います。