内定をもらうにはまず看護師として働きたい医療機関を探し、応募することになります。この際、1つの医療機関に応募しても、複数の医療機関に応募しても構いません。応募方法は履歴書を送ることです。履歴書は書類選考に使われることになるので、気合を入れて書かなければなりません。書類選考をクリアした後は採用試験に入ります。採用試験では筆記試験や面接などが行われ、その後内定を待つことになります。

内定通知は採用試験後、数日で来ます。医療機関ごとに通知手段は異なるので、あらかじめどのような手段で通知が来るのか確かめておくといいでしょう。たとえば、電話、メール、通知書類の郵送といったものがあげられます。この際、勤務内容を伝えられることもあるので、メモを取っておくといいでしょう。

勤務内容に納得がいけば内定を受けることで転職が決定します。内定を受けるには口頭や内定承諾書の送付などで意思表示することが必要です。場合によっては健康診断書も送らなければならないこともあります。何かわからないことがあれば採用担当者に質問しておけば間違いがありません。

内定を複数もらっていた場合はその中の1つから転職先を選ぶことになります。どうやって1つに絞り込むかというと、給与や勤務内容、福利厚生などはそれぞれ異なるはずなので、より待遇のいい医療機関を厳選すればいいのです。また単純に待遇がいいかどうかだけでなく、「自分に合っているかどうか」ということも大きなポイントです。というのも、自分に合った看護師の仕事であれば多少苦しくても耐えられるはずだからです。

内定を1つ選んだ後は初出勤日を決めることになります。早ければ内定通知日の翌日から初出勤になることもあります。そのため、内定後はすぐに初出勤に必要なものをまとめ、準備しておきましょう。給料の受け渡し方法が口座振込の場合は口座番号を転職先に教えなければならないので、それも忘れないようにすることが大切です。