ブラック病院といわれる定義には様々なものがありますが、「若い看護師を多量に採用し、将来設計が成り立たないような賃金で過重労働、違法労働を強いて私生活が崩壊する、若手看護師を使い捨てし離職に追い込む」などが主な定義とされています。

看護師の考えるブラック病院を見極めるには

看護師の考えるブラック病院もほぼ変わりはなく、口コミで「勤務している看護師に過度な心身へのストレスがある」「極端な長時間労働がある」「常に求人募集している」などがあります。

こんなブラック病院で働くことのないように転職の際には、しっかり見極める必要があります。

ブラック病院を見極めるポイントとしては、まず口コミにもあるように「常に求人広告を出している病院」はさけることです。

常に人員不足であることはつまりですよね。

求人数で判断

転職サイトなどでも自分の希望する病院がどれくらいの求人広告を出しているか、また求人数など調べると良いでしょう。

残業の有無よりも「残業手当がでるか」どうかが重要です。

残業代が出るかで判断

労務関係に強い病院だと残業手当が出たとしても、ボーナスから天引きされる事があるそうです。

ボーナスは、病院の看護師に対する評価なので自由に設定できますが、ボーナスは支給しないと、労働基準法に引っかかります。

ここは転職サイトなどを利用し、残業代として確実に支給されるかは確認しましょう。

病院見学で見極める

そして出来れば「病院見学で見極める」ことです。

ポイントは、若い看護師が多いかまたは少ないか、ナースステーションの整理整頓がされているか、パソコンの配線、罵声が飛び交っていないか、看護師の服装は乱れていないか、働く看護師の表情、病棟が清潔どうかなどがチェックポイントでしょう。

年間休日数で見極める

また、休みは48休、年間休日120日以上のところを探すことです。

基本48休だと、週に5日働き他の休みはないという計算になるのです。

48休で祝日、有休も含めると最低でも120日以上は、休みが必要となると思ってください。

そして看護師の転職サイトのなかには、ブラック病院をすすめてくるところもあるといいますので、信頼できるサイトを利用してください。