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看護師の給料ランキングを紹介します。
このページでは科目や職種をすべて混ぜてランキングしました。
よって、どこが本当に年収がいいのか、どの科目に就職すれば給料が良いのかを紹介します。

ちなみに残業代や深夜手当は除いています。あくまでも同じ時間内で一番収入が高い職種・科目をランキングにしています。

科目・勤務先と給料に関係はあるのか?

看護師の勤務先といっても様々な違いがあります。
これについて勤務先のタイプと診療科目で分類します。

勤務先のタイプでは、以下のように分類できます。

・ 総合病院
・ 単科病院
・ クリニック・診療所
・ 大学病院(私立大学)
・ 国立病院機構
・ 訪問看護ステーション
・ 大学病院(国公立大学)
・ 公立病院など

 
科目別では、以下のように分類できます。

・ ICU
・ 手術室
・ 美容外科
・ 透析内科
・ 循環器内科など

 
本題の「科目・勤務先と給料に関係はあるのか?」という点についてですが、これまでに積んできた経験や看護技術を転職先となる病院が評価して給料が決定するので、給料にも関係は出てくるものと考えられます。

看護師の平均年収について

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当方の調査によると、平成26年における看護師の平均月収は33万円、ボーナスを含めた平均年収は473万円(夜勤手当を含む)になります。
当ランキングでは夜勤手当は除いています。

夜勤手当の算出方法としては少々乱暴ですが、全員が2交代勤務であると仮定します。2交代制における平均の夜勤回数月4回に、平均夜勤手当をかけた金額を夜勤手当とします。

日本看護協会が行った「2014年 病院における看護職員需給状況調査」によると、平成26年の2交代制勤務での夜勤手当の平均は10,859円です。これに1ヶ月あたりの平均夜勤回数4回をかけると、43,436円、年額では521,232円となります。

 
四捨五入すると月額4.3万円、年額52.1万円なので、夜勤手当を除いた平均月収は約29万円、年収は約421万円となります。

上記の金額が給料ランキングの基準となります。

看護師の給料ランキング

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AGA専門クリニック・美容外科
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平均月収は30万円~40万円、ボーナスなどを含んだ年収は450万円~550万円前後となります。
AGA専門クリニックや美容外科は個人で開業している病院が多く、夜勤を行うことはありません。
夜勤なしでこの給料であれば高収入です。

これらのAGA専門クリニックや美容外科が、高収入を得られやすい理由としては、自由診療であることがあげられます。
各病院で独自に価格を設定することができるため、比較的業績の良いクリニックが多く、それが給料にも反映しています。
もう一点あげられるのが、クリニックが独自で販売している化粧品やシャンプーといったオリジナル商品の販売手当が入っていることです。
販売目標を達成すると報奨金が入るので、さらに給料が上がります。

 

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手術室看護師
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平均月収は約35万円、ボーナスなども含んだ年収は495万円前後となります。

手術室の看護師は、手術中における患者と医師、双方のサポートを行う役回りです。
心臓血管外科や婦人科、整形外科、泌尿器科など外科系に属する診療科全てが担当になります。

様々な診療科の知識が必要ですし、実際に幅広い領域の知識が身につくので、1度経験しておくと業務の幅が広がると言われていますが、あまり人気がある領域とはいえません。
実際に、現役の看護師でもオペ室の現場を知っている人はそんなに多くありませんし、学校の授業でも手術室の看護業務について詳しく学ぶ機会もありません。

スペシャリストのような扱いとなっており、育成もしにくいため、どこの病院も手術室で勤務している看護師を手放さないように対策を行っています。
このことが、手術室の看護師の収入を高収入にしている要因といえます。

 

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訪問看護ステーションに勤務する看護師
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平均年収は400万円~475万円前後になります。
月収については、年俸制のところもあるため記載していません。

訪問看護ステーションで勤務する看護師は、在宅療養を選択した患者さんに対して主治医からの指示による医療処置、バイタルチェック、日常生活やリハビリ看護、本人や家族の心のケアなどを行います。

利用される方は高齢者が多く、様々な診療科における看護知識が必要になります。
病棟看護師としてある程度の経験を積んできた方が転職するケースが大半です。
そのスキル・経験が評価されることによって、平均年収も高めになっています。

給料を上げるために大切なこととは

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看護師の転職において、必ずしも給料だけが大事なわけではありません。
給料が良くても人間関係が最低だと辞めたくなります。

⇒看護師がすぐに辞めたくなる職場の問題ランキング!

しかし、給料がいいことに越したことはありません。

転職によって給料を上げるために大切なこととして、まず基本的な看護技術をしっかりと身につけることが大切です。
その上で、看護師として経験を積んでいく中で、より専門性を高めたい分野を見つけることが大切です。

遠回りに見えますが、その積み重ねが給料に結びつきます。

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2014年 病院における看護職員需給状況調査
http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20150331145508_f.pdf