看護師は、女性が多く働いています。

そしてその仕事は働いている診療科によっても違いはありますが、体力、神経を使う物で、大きな病院では24時間体制で三交代や二交代でシフトを組んでいます。

看護師の産休取得

大きな病院では、出産しても働けるように、病院内に託児所を設置している所もあります。

そして、産休の制度もしっかりして取りやすいといわれています。

産休は出産の前後に渡って取れる休暇で、出産前の6週間、出産後の8週間となっています。

労働基準法によって妊産婦および、出産後の母子の保護が目的となっている休業です。

看護師が基準一杯産休を取った場合、合計14週間となり3ヶ月以上職場を離れる事になります。

産休期間のお給料を保証する制度はなく、その職場職場で決められた給与規定に従うことになります。

中には、産休期間職場からのお給料の支払いが無いということも出てきます。

出産手当金はもらいましょう

しかし、生活を保証すると意味で、お給料と別に産休期間には出産手当金というものが支給されます。

これは健康保険が所得保障するもので、ボーナスも含んだ年収を基準に標準報酬日額3分の2の産休日数分として受け取れる物です。

職場、出産した病院からの証明書を産休を取り始めた日から2年以内に申請しなければいけません。

この出産手当金は、出産した後も働く人が対象です。

妊娠や出産を理由に退職した人は、対象外です。

また、職場の給与規定でいくらかの給与が支払わる場合には、標準報酬日額の3分の2の額との差額が支給されます。

まとめ

この出産手当金は、社会保険料から支払われるものです。

その為に産休期間中、収入が無くてもこの社会保険料の免除はなく、職場からの収入が一切無くても保険料を支払わなくてはいけません。

それでもこの制度は、安心して職場復帰が出来る様に看護師が保護されている制度と言えるものです。

看護学校を卒業して看護師になっても、一人前になるまでに時間がかかります。

産休のシステムを使って、一人でも多くの看護師に働き続けてもらいたいですね。