働いているすべての人にとって、最も気になることの一つがお給料のことです。
特に看護師は、世間では高い給料がもらえるというイメージがあります。
看護師の年収事情とは?
男性看護師
新卒 2,985,422円
経験1~4年 3,845,444円
経験5~9年 4,224,033円
経験10~14年 4,387,022円
女性看護師
新卒 3,010,744円
経験1~4年 3,784,233円
経験5~9年 4,088,589円
経験10~14年 4,347,311円
平成25年までのデータが確認できる薬剤師の場合、このような年収推移になります。
男性薬剤師
新卒 3,609,763円
経験1~4年 4,431,825円
経験5~9年 5,159,513円
経験10~14年 5,837,938円
女性薬剤師
新卒 3,228,875円
経験1~4年 3,930,238円
経験5~9年 4,451,550円
経験10~14年 4,867,625円
看護師の給料が低くなっている理由
一旦休職・退職する看護師が多い
近年では男性の看護師も増えていますが、今でも看護師の95%は女性が占めています。
女性の場合、結婚・出産・子育て・介護などのライフイベントがあります。
看護師でも、多くの女性が上記のようなライフイベントを理由に休職・退職を選びます。
看護師の場合は、基本給よりも夜勤手当などの諸手当の方が大きな割合を占めています。
看護師の場合、昇給の機会が少ない
看護師の役職には、副主任、主任、副師長、師長、副看護部長、看護部長があります。
ただ、診療科が多い総合病院の場合、看護部のスタッフだけでもかなりの人数がいます。
そのため、各部署でのポストの絶対数が少なく、相対的に昇進できる確率は低くなります。
給与体系の影響
前にも少し触れましたが、看護師の給与は基本給より夜勤手当や時間外手当などの諸手当の割合が高いという特徴があります。
多くの医療機関では、時間外手当や賞与・退職金の算定基礎として基本給が用いられます。
年収アップする方法とは?
看護師が年収アップを考えた時、どのような方法があるのでしょうか。
3つ目は、今の病院よりも好条件で働ける別の病院や施設に転職することです。
確かに病院勤務では昇進幅は狭いですが、看護師の勤務先は病院だけではありません。
また現在働いている病院よりもあなたの経験や職歴を見て年収を今よりも上げて貰える可能性が十分にあります。
年収アップへの道を切り開くために
本気で年収アップを目指すとなると、かなりの努力が必要となります。
看護師としての技術向上はもちろんのこと、それ以外のスキルアップも行うとなると、一見遠回りに見えるかもしれません。
しかし、最終的に年収アップを目指すとなると、これが最良の方法となります。
また、転職するためには、スキル以外にも給与ややりがいなど考慮すべき点もあるので、そういった面での情報も仕入れる必要があります。
1人では限界があるので、転職サイトのアドバイザーなどを活用して、様々な視点から情報を仕入れることが大切です。
年収アップの方法はたくさんありますが、一番早いのはやはり転職サイトを通じての転職です。