看護師の勤務形態 常勤と非常勤

看護師の勤務形態に、常勤と非常勤があります。

常勤と非常勤の違いは、勤務するところによって定義が違うものなのですが、簡単に言うと常勤は原則として毎日一定の時間勤務することで、非常勤は決まった日や時間だけ勤務することを言います。

 看護師の場合、常勤だと日勤や夜勤の交代勤務をするので子育て中の人やブランク明けの人には辛いため、そのような人は非常勤での勤務を選ぶことが多いです。

非常勤の場合、短時間勤務や日勤のみの勤務、残業なし、講習会や委員会の参加免除など、自分に合った働き方が選べるのです。

しかし、常勤と比較した時に収入や待遇、休みなどに差が出てきます。

差が出るのは、収入などの待遇面

 常勤は昇給やボーナス、退職金支給がありますが、非常勤は昇給やボーナス、退職金はほぼありません。

ボーナス時期になると、同僚たちが何を買おうか、どこかへ行こうかなどの話をしているのでそれを見るのが辛いという声もあります。

また、非常勤の場合社会保険には加入できません。

勤務時間数などが一定要件を満たしていれば、加入できますが、短時間勤務などをしている人は加入できないことがほとんどです。

こういった点が常勤と比べて安定感がないと言えます。

 看護師以外の一般の職業の非常勤(パートやアルバイト)の時給は1,000円前後ですが、看護師の非常勤の場合は1,500円前後と高時給です。

時短勤務でも、月に20日程度働けば、常勤の月給と変わらないのですが、社会保険料や一人暮らしの場合の家賃などは、自分で支払わなければならず、手取りは常勤よりも少なくなります。

しかし、非常勤は、自分の都合に合わせて仕事ができるため、休みが取りやすいです。

常勤の看護師の場合は、人手不足であるため自分の体調や家族の体調が悪くても休みが取りづらいのが現状です。

そういった点では、非常勤の方が良いという人もいますが、あまりに休みがちになると、雇う側からすれば、仕事を任せて大丈夫だろうかと不安になることもあるようです。

まとめ

常勤、非常勤の違いを知り、自分はどちらが合っているかを考えて決めるようにしましょう。

幸い、看護師には、求人が多数ありますので、看護師求人サイトに登録して、希望の仕事を探しましょう。