看護師と夜勤
大きな病院に勤める看護師ならば、誰でも一度は、体験する事になるであろうものが夜勤です。
入院患者を抱えるような大きな病院に勤めている看護師は、2交代か3交代で働いている事が多いです。
2交代の場合は、単純に日勤と夜勤でわかれますが、交代が少ない分、1度の勤務が長いです。
3交代の場合は、朝から夕方までの日勤、昼過ぎから日付が変わる前後までの準夜勤、そして日付が変わってから朝までの夜勤でシフトが組まれます。
看護師の2交代と3交代勤務は、どちらの働き方が楽か
看護師という人の健康と命を預かっている仕事をしている以上、毎日規則正しい生活を送るのは難しいですが、2交代と3交代、一体どちらの働き方が楽なのでしょうか。
どちらが楽であるかは、人によります。
長時間働く体力がないので3交代で小刻みに働き、定期的に休息をとる方が合っていると言う人もいれば、勤務時間は長いけれど、その後の長時間の休息でしっかり疲れを抜いた方が、楽だと感じる人もいるのです。
こればかりは、個人差があるので、一概にどちらが良いとは言えません。
どちらの勤務形態が向いているのかは、実際に働いてみるしかないのです。
夜勤は月にどれくらい?
月にどの程度の夜勤が入るかについてですが、これも2交代と3交代で変わってきます。
基本的には3交代勤務の方が、一度の勤務時間が短い分、勤務回数も増えるので、夜勤で入る回数も多くなります。
家庭の事情や環境などの理由から、夜勤にあまり多く入れない人は、2交代勤務が出来る病院で働くと良いでしょう。
では、具体的にどれくらいの回数の夜勤が入るのかについてですが、2交代の場合は、月に2回から4回程度と言われています。
夜勤専門でない限り、これ以上の回数で夜勤が入る事はまずありません。
そもそも4回でも多いと言われる事があるくらいです。
それに対して3交代勤務の場合は7回から8回と、2交代勤務の倍近い回数になりますので、週2で夜勤が入る覚悟はしておいた方が良いでしょう。