副業を行う目的は様々ですが、正職員として働いている看護師でも、副業を持っている人や探している人は、年々増加しています。
そこで、副業を探している人へのおすすめ情報について、その詳細についてまとめていきたいと思います。
副業を探す前にこれから始まるマイナンバーについても理解しておくと、扶養控除との関係や税金なども理解できます。
副業は、どのような人におすすめなのか?
看護師が副業を行う理由としては、様々な理由があります。
副業をしたいと思っている人、夢を実現するための手段として、副業をおすすめしたい人は、下記のような方です。
子育て中の看護師
特に子供が小さいうちは、保育園や幼稚園の送り迎えもありますし、急病になったら呼び出されて早退せざるをえないため、どうしてもフルタイムで働こうとすると、様々な壁に直面します。
看護師の業務は、激務な上に責任重大です。
大きな壁のために、就業を諦める人も多いのが実情です。
しかし、医療の世界は日進月歩で、少しブランクがあるだけで浦島太郎のように取り残されてしまうこともあります。
看護師の場合、フルタイムで働けなくても戦力として求めている病院は多いので、そのキャリアを少しでも続けるために、複数のパートやアルバイトを掛け持ちしながら働くことをおすすめします。
留学の費用を貯めたい看護師
最近は、海外の大学に留学して、海外の看護師資格を取得して働きたいと考える看護師も増えています。
しかし、海外で働くには語学の壁もありますし、何より大きいのは留学費用の捻出です。
語学留学と違って、短期間というわけにはいかず、年単位での学業を求められるので、それなりに貯蓄は必要になります。
早く留学したいからといって、体を壊すような副業をしてはいけませんが、体を壊さない程度に副業をすることをおすすめします。
海外で看護師として働きたい人に読んで欲しいページ
⇒海外で働きたい看護師さん必見※海外で働くための資格やスキル
大学や大学院に行きたいので、学費を貯めたい
専門学校や短大卒の人であれば大学に、大学卒であれば大学院にいって、興味のある分野の看護学を極めたいと考える人も出てきます。
しかし、大学や大学院に行く場合は、その間仕事は休業、もしくは短時間パートにとどめて、学業に専念する必要があります。
大学であれば4年間、大学院であれば、修士課程(博士前期課程)であれば2年間、さらに上の博士課程(博士前期課程)に進むと3年間、計5年間分の学費を貯めておく必要があります。
設置主体(国公立か私立か)によっても学費は異なってきますが、大学であれば、国公立でも最低400万円~500万円程度は貯めておく必要があります。
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転職を考えている人はコチラ:
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家計の足しにしたい・旅行に行く資金を貯めたい
家計の足しにしたい、旅行の資金を貯めたい人の場合、その目的は様々です。
単純に何か欲しいものがあって、それを買う資金を貯めたいという人がいれば、子供の教育費にお金がかかるので、それの足しにしたいという人もいます。
その目的によって、貯めたい金額も異なります。
もちろん、体を壊したら元も子もないので、本業に支障のない範囲ですることが前提です。
20代の看護師に多い理由として旅行に行きたいと考えている人が多いようです。
常勤の仕事だけでは旅行代金まではさすがにキツいと考える若い看護師も多いようです。
旅行好き看護師におすすめは、リゾバやツアーナースで短期的に看護師として働くという方法もあります。
旅行を仕事にしたい看護師へおすすめのページ
病気療養から復帰後の人
看護師もうつ病や、その他の病気になることがあります。
特に、看護師はかなりの激務なので、うつ病やパニック障害などの精神疾患にかかる方が非常に増えています。
病気が判明したら休職もしくは退職して、医師の診断を仰ぎ、就労の許可が出れば、職場に復帰することになります。
休職した場合は、元の職場に戻ることになりますが、退職した場合には、転職活動して、新しい就職先を探すことになります。
しかし、一度病気を経験すると、いくら「大丈夫」と言われても、いきなりフルタイムで勤務するのは怖いもの。
そこで、本格復帰前に副業先を見つけておいて、様子見のために働いてみる人がいます。
体力の低下などの不安がある人
もともと腰痛などの持病を持っている人であれば、持病の悪化に不安を持ち、フルタイムでの勤務を辞めて、メインのパートとして看護の仕事を続けながら、他の仕事を副業として行っている人もいます。
副業のデメリット
まず、副業のデメリットとしてあげられるのは、特に複数のパートなどを掛け持ちしている人にありがちですが、休むとダイレクトに収入に響く点があります。
一度予定を入れてしまうと、簡単に休むことができなくなります。
アルバイトをしている人が、急病で休むにしても、代わりの人を探して代わってもらうことが必要になります。
自分の稼ぎは、全て自分のお小遣いというのであれば大丈夫ですが、そうでないのであれば、むやみに副業を入れるのは少し考えたほうがいいかもしれません。
また、少し重労働になってしまいがちなこともデメリットです。
幾つかの職場を掛け持ちすることで、その分長く働くことになるので、肉体的な負担は増しやすいかもしれません。
ただ、副業で掛け持ちすることでメリハリはできやすいかもしれません。
副業のメリット
副業を行うメリットとしてあげられるのは、何といっても収入の道が複数できる点にあります。
本業で働いている病院、もしくはアルバイトで1ヶ所でしか働いていないのであれば、収入も1つだけになるため、それが途切れてしまったら、お金に困ることになります。
また、副業を行うことで、あなた自身の視野が広がるのもメリットです。
「働く」ことに関する視野が広がることで、特定のことに固執することが少なくなりますし、あなた自身の価値観を広げることにも役立ちます。
何よりも、人間関係の負担が軽くなりやすいことも立派なメリットです。
副業とマイナンバーの関係
本業の勤務先でも年末調整で使用する書類に、マイナンバーを記入する必要がありますし、副業の就業先でも書類にマイナンバーを記入しなければなりません。
マイナンバー制度が始まることで、副業がばれやすいのではないかと心配される人もいるかもしれませんが、マイナンバーを見て労働者の個人情報を調べることは禁止されているので、記入したからといってばれるということはありません。
ただ、副業をしている場合、その収入が20万円以下であれば、所得税の確定申告の必要はありませんが、住民税に関しては前年度の全ての収入に関して課税されるため、きちんと確定申告する必要があります。
住民税の金額でばれる場合がありますし、副収入分に関する住民税の納付漏れでばれる場合もあるので、その点は注意しなければなりません。
看護師の副業とマイナンバーに関する記事はコチラ⇒看護師の副業(ダブルワーク、バイト、派遣)マイナンバーで変わる?
本業に支障が出にくい副業とは?
副業を始める前に、まず確認しておいてもらいたいことがあります。
アルバイトを掛け持ちしている人は何も問題はありませんが、本業先が常勤の場合は、本業先の就業規則を確認しておかなければなりません。
正職員であれば禁止されている場合もありますし、禁止されていなくても届け出が必要な場合もあります。
また、公立病院などの公的な医療機関の職員であれば、国家公務員法、地方公務員法上で副業が禁止されています。
副業が禁止されていないことを確認したら、いよいよ副業を探すことになります。
夜勤専従看護師
看護師の副業として、もっともポピュラーなのは、夜勤専従看護師です。
総合病院など病棟のある病院であれば、夜勤のできる看護師の確保が課題ですが、どの病院も確保には頭を悩ませています。
病棟での臨床経験が5年以上ある看護師で、体力などに自信があれば収入もいいので、おすすめできます。
検診看護師
次に人気があるのが、健康診断など検診看護師です。
看護師であれば、採血を担当することを期待されることも多いようですが、採血が苦手な方でも、事前に申告しておけば担当することも少ないようです。
検診の仕事は、基本的に単発での業務が多いので、自分の都合に合わせて働けることから人気があるようです。
ツアーナース・イベントナース
単発でできる業務として人気があるのが、旅行やイベントの際に待機する、ツアーナースやイベントナースです。
イベントによっては、すごく忙しくなることも多いようですが、救護室で待機して、気分が悪くなった人の看護や急病人が出た際の応急手当などが仕事で、拘束時間も長くないので人気があります。
ツアーナースは、旅行などの際に同行して、ツアー中に急病人が出た場合の看護などを担当します。
趣味と実益を兼ねた仕事として行っている人も多いようです。
そのほか
その他、体力は必要になりますが、高齢者介護に興味のある人であれば、副業として訪問入浴を行っている人や、自分用のPCを所有している人であれば、在宅ワークを行っている人もいます。
副業の収入額について
副業で得られる収入については、どのようなものを選ぶかによって変わってきます。
そこで、一般的な副業や収入が不安定になりがちな在宅ワークを除き、看護や介護系の副業を行った場合の収入について書いてみたいと思います。
夜勤といえば、先に紹介した夜勤専従看護師です。
夜勤の場合は、時給+夜勤手当が日給で、日給×働いた回数が収入となります。
夜勤専従看護師として働いた場合の、1回あたりの日給の平均は32,000円です。
週に1~2回入って、全体で6回入ったと仮定した場合、月給は192,000円です。
そこから、所得税を控除した金額が手取りの給料となります。
検診のアルバイト、訪問入浴アルバイトの場合、23区内であれば、日勤で時給1,500円~2,000円あたりが相場になります。
勤務時間は職場によってマチマチですが、時給2,000円で午前中のみの3時間、週2回働いたと仮定すると、下記のようになります。
2,000円×3時間×週2回×4週間=48,000円
求人によっては、日勤でフルタイム勤務する場合もあります。
副業で行う場合は、本業が休みの日に行うことになります。
フ
ルタイムの場合は、23区内であれば、日給14,000円~16,000円が相場なので、日給16,000円のアルバイトを月5回行ったと仮定すれば、月収80,000円となります。
※一般的な看護師アルバイトの時給や日給の相場をもとに算定したもので、職場によって条件は変わってきます。
副業を探すために気をつけるべきこと
前述のように、本業勤務先の就業規則を確認することが大切なのは、言うまでもありません。
しかし、その他にも確認しなければならないことがあります。
副業をする人は、何らかの理由によりさらなる収入が必要な場合が多いもの。
そういっても、本業に支障のあるアルバイトは、副業には不向きです。
バイトや派遣の求人をたくさんもっている看護師転職サイト3選
バイトや派遣といった副業の求人を多く持っている看護師転職サイトとなります。
おすすめは複数登録です。
単発のバイトや派遣の仕事もあるので、3つ登録していると3つの転職サイトから仕事の依頼を受けることができます。
その中で一番時給がいい転職サイトを選んでもいいと思います。
他の転職サイトを知らないと、その時給が高いのか安いのかもわかりません。
看護師の求人・転職・派遣ならMC─ナースネット
利用者満足度95%以上の転職サイト
30秒で登録できるから登録の手間ヒマも無くて楽ちんです♪
一日単位から派遣やバイトの仕事があるので、バイトや派遣での副業を考えている人や子育て、土日休みたい人に強くおすすめします。
- 単発・スポットの仕事も多数♪
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- 夜勤専従のバイトも多数アリ
※対応エリアが以下の17地点に限定されます。
東京 | 札幌 | 仙台 |
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