医療系のお仕事は、どうしても勤務時間が不規則になります。
患者さんにいつ何が発生するかは分からないので、24時間体制で対応しなければなりません。
では、具体的にどのような勤務体系で対応しているものなのでしょうか?

〇基本は3交代勤務で行う

看護師の世界でも、3交代勤務を採用しているところが多いです。
3交代勤務とは、早朝から昼過ぎ、昼過ぎから夜まで、深夜でそれぞれ勤務者を確保して3名で24時間をカバーする方法です。
1シフト当たりの勤務時間は、通常の日勤と同じく8時間となります。
但し、早朝勤務は通勤に結構負担がかかりますし、深夜勤務の場合は働いているだけでもしんどいものです。
また、深夜勤務では周りのスタッフや上司も不在となるケースが多く、責任感も重大になります。
ただ、深夜勤務手当が付くので、給料面では見どころのある勤務といえます。

〇2交代勤務の場合もある

3交代勤務が一般的ですが、2交代勤務を採用する職場もあります。
2交代勤務とは、2人で24時間をカバーする勤務となります。
単純に12時間づつ勤務するということになります。
例えば、8時から20時までと20時から翌朝の8時までの勤務となります。
拘束時間が長く、場合によっては2回食事するケースも出てきます。
もちろん休憩もその分長くなるのですが、基本は過酷な勤務といえます。
それもあり、連続勤務は基本行わず、3日勤務したら必ず休日となるようにカレンダーが組まれます。

〇どちらにもメリットとデメリットが有る

2交代と3交代では、それぞれにメリットとデメリットが有ります。
そのメリットとデメリットは、実際に勤務する方によって感じ方が異なります。
自分は何時間でも働ける!という方であれば、2交代勤務に魅力を感じるでしょう。
また、同じ時間働くでも給料が異なってくる深夜勤務を好む方も多くいらっしゃいます。
自分がどのように働きたいかを明確にして、それに合う職場を見つけることが重要になります。