看護師はたくさんの人と接するお仕事。「身だしなみとして最低限の化粧をするように。ただし派手になりすぎないように!」なんて先輩から指導される新人看護師さんもいるのではないでしょうか。しかし、長時間働くのに化粧をずっとしていたら肌に悪いのではと感じる人もいるでしょう。そんな看護師ならではのメイク事情をタイプ別に見てみましょう。

「常にすっぴん派」

お肌のために化粧は一切しないという人や、夜勤ではメイクしないという人、実はけっこういます。一日中忙しく動き回っていると顔に汗をかきますし、夜勤となれば化粧をしなくても肌荒れしてしまいます。また、患者さんを起こすときにファンデーションをつけてしまうのがいやという人や、入浴介助のときに顔がぬれるのでメイクなんてするだけ無駄という人も。

「ナチュラルメイク派」

病院には毎日たくさんの患者さんが訪れます。人に見られるお仕事ですから、できることならきちんと化粧をしておきたいと思う人が多数派。看護師がきれいにしていると患者さんの機嫌がよくなったりもしますよね。それにすっぴんで顔色が悪いまま仕事をしていると、患者さんが不安になってしまうかもしれません。ただしあくまでナチュラルに、けばけばしくならないよう心がけたいところ。近頃は肌に負担をかけづらいものや美容成分の入ったファンデーションもたくさん出ていて、夜勤看護師の強い味方となっています。

「部分メイク派」

ほとんどすっぴんだけど口紅だけは塗っている、という部分メイク派の人も。確かに唇の色が明るいだけで顔の印象はずいぶん変わりますよね。他にも顔色がすぐれないときにほんのりチークを塗ったり、下まぶたのクマのところにだけファンデーションをつけたり。また、病院内ではマスクをつけていれば顔を隠せるのでほぼすっぴん、ただし眉毛だけはきちんと描いているという人もけっこういます。

化粧する派もしない派も事情はさまざま。社会人として、清潔でさわやかな印象を保っておきたいですね。