看護師にとって、転職は新たな生活のスタートです。
せっかく理想の職場に入職できても、また転職の繰り返しでは意味がありません。
新しい職場が、看護師として最後の職場になれるように努力したいですね。
転職先のプレッシャーで頑張りすぎないこと
キャリアがある看護師は、どうしても仕事は出来てあたりまえと必要以上にプレッシャーを感じる事が多いと言います。
即戦力になれるようにバリバリと張り切って前に出てしまうなど。
いくら経験があっても新しい病院では新人ですし、わからない事があって当然です。
例えば、同じ処置であっても病院ごと微妙にやり方が違ったりするものです。
「この処置の介助は、特に気を付ける事がありますか?」など素直に質問し謙虚な姿勢で臨みましょう。
そしてその前に、人は8割がた第一印象で決まるといわれますので、笑顔、挨拶などは最低条件ですね。
前の職場では、というのは禁句です 郷に入りては郷に従え
そして、忘れてはいけないことは「郷に入っては郷に従え」です。
同じ系列や専門の科が、同じでも所変われば、やり方も変わります。
いくら前に勤めていた病院とやり方が違っても、初めはその病院のやり方を理解し認めましょう。
間違っても「前の病院ではこうだった。」「そんなやり方ではできない。」など以前の職場での経験などを持ち出すことや、自負は厳禁です。
周囲のスタッフにも「じゃ、なぜ転職してきたの?」と思われ人間関係にも最初にヒビが入るでしょう。
そして、転職先にもその病院ごと独自の「暗黙のルール」というのも必ず存在するでしょう。
あれ?おかしいなと思うようなことがあっても、手や口は出さず、静かに見守り周囲に心くばりをできるくらいの余裕があれば、良いですね。
まとめ
日ごろから一般常識や接遇がきちんと身についている人は、上司やスタッフのみならず患者さんからも信頼され、安心して仕事を任す事が出来る人としても一目置かれる存在になるでしょう。
また、常に自分磨きにも時間をかけることで、広い視野を持ち心に柔軟性やゆとりができるため、新しい職場環境でもすぐに馴染むことができるのではないでしょうか。