一般的なイメージとして、医療系のお仕事に携わっている人は非常に大変な感じを受けます。
命を扱う重要な仕事という点がありますし、力仕事も行うイメージもあります。
看護師も同様に、精神的にも肉体的にも負担がかかる仕事であります。
では、看護師が負担を感じるのは、どのような場面なのでしょうか?
今回は、肉体面に限定して看護師の負担について解説します。
■力仕事もあり疲労を感じる
看護師の場合は、患者さんの身の回りの世話を担当します。
お風呂に入れてあげたり、おむつの交換まで行います。
人間の体を起こすことは相当な力が必要になりますし、大柄の方ですと尚更大変であります。
男性の看護師でもかなりの疲労を感じることがあります。
緊急時にはナースコールが鳴りますが、走って患者さんのところへ向かい、更に力仕事を行う事もあるので、常にベストな体調でいる必要があります。
■変則勤務で疲労を感じる
看護師の場合は、日勤で働くことは殆ど無く変則勤務や交代勤務で仕事をすることになります。
例えば、深夜勤務をするとただ働いているだけでも辛いものですし、変則勤務で10時間以上の勤務はかなり過酷なのです。
ただ働いているだけでも辛いのに、更に交代勤務となると時間が不規則なので生活リズムを崩すと不眠に陥るケースもあります。
睡眠に異常をきたすことにより、身体的な疲れが抜けなくなるので、肉体的にも負担がかかってしまうのです。
ベテランの看護師ともなると、生活のリズムをつかみやすいものですが、仕事に慣れていない新人の看護師の場合は、プレッシャーもあって不眠症になる人も多くいらっしゃいます。
■ミスできない事をプレッシャーと感じる!
看護師の仕事では、些細なミスでも患者さんにとっては命取りになってしまうことがあります。
よって、常に慎重を期して仕事をしなければなりません。
普通であれば特に意識する必要のない行動でも、慎重に行うことで肉体的に負荷がかかってしまうことがあります。
ゆっくり行動するのって、意外と大変なものです。