どんな仕事にも「あーそれね!」と思わずうなずいてしまうあるあるネタが存在するものです。看護師のみなさんだったら、このような経験はないでしょうか。
「私の血管はむずかしいわよと無駄にプレッシャーをかけてくる患者さんがいる」
採血するとき、二十人に一人くらいはこう言う患者さんがいるものです。患者さんとしては以前うまく採血してもらえず、痛い思いをした経験があるからこその発言なのでしょうが、看護師も人間なのでこう言われると不安になります。一説では、採血においてもっとも重要なのは技術力ではなく「必ずうまくいく」と思い切る精神力なんだとか。患者さんのプレッシャーに負けず一発でうまく採血できたときには、いつもより大きな達成感を味わうことができそうですね。
「夜勤明けで病院を出るとまぶしくて目を開けていられない」
「夜勤上がりはおかしなテンションになる」
続いては夜勤明けの看護師あるある。暗い病院内での夜勤を乗り切ったあと、外に出るとびっくりするほど明るく感じるものです。そのためサングラスを用意する人もいるほど。普通の生活リズムを送っているとなかなか味わえない経験ではないでしょうか。また、徹夜明けは妙に目が冴えたり、おかしなテンションになったりすることがよくあります。気がついたら帰り道のコンビニで大量のお菓子を買っていた!なんてことも。帰って寝るだけだというときに、これから出勤するサラリーマンの集団を見ると不思議な優越感にひたってしまう…なんて人もけっこう多いのではないでしょうか。
「患者さんより体調の悪い日がある」
休みたくてもなかなか休めないのが看護師。目の前の患者さんよりもひょっとして自分のほうが具合が悪いのでは、と感じてしまうこともありますよね。心の中では「むしろ私が治療されたい!」と叫びながら患者さんには笑顔で対応、そんな日もあります。プロ根性も大切ですが、自分の体をいたわって無理をしすぎないようにしたいですね。