看護師2年目、やっと仕事に慣れだした頃ですね。
なぜ看護師2年目で転職を考えるのか
でも意外にも、この2年目の時期に80%の看護師さんたちが転職を考えているという、驚きのデータがあります。
最低でも3年務めないと、使い物にならないといわれている看護師業界。
2年目看護師さんたちは、転職かそのまま残るかのジレンマに直面します。
では、なぜ2年目に転職したくなってしまうのでしょうか。
理由はたくさんありますが、まず第一に人間関係です。
どこの業界にも怖い先輩はいるものです。
さらにストレスの多い職場で、看護師というきつく責任の大きい仕事をこなします。
生命を預かる仕事上、チームワークが求められ、足並みがそろわないとしんどい職場です。
新人の1年目は、無我夢中で仕事をしていたけれど、2年目でいろいろ考える余裕が出てきます。
それに伴い、既存チームで仕事を続けていく自信がなくなってくるのが、2年目の看護師さんです。
ミスが許されないことと自信喪失
さらにもう一つには、自信喪失、そして転職を考える理由は、職業柄看護師が生命を預かる大切な仕事という点です。
看護師さんたちにミスは許されません。
新人の頃は、先輩がついて手取り足取り教え指導してくれましたが、2年目になると一人任されることも多くなります。
つまり、責任も増し、その仕事をきちんとミスなくすることが求められます。
さらに、最近世間にも知れ渡ってしまった看護師不足、終わりなき仕事の山。
それをてきぱきとこなすことが、2年目には求められます。
昨今は、インターネットを通していくらでも情報の入る時代です。
患者さんたちの目も肥えています。
求められるサービスの質は上がりますが、それをこなす看護師さんたちの人数は限られています。
まとめ
限られた時間、体力、人数の中で、看護師チームの一団としていかにチームに貢献し、いかに患者さんたちの求めるサービスを提供するか、それを求められ始めるのが、看護師2年目です。
しかし、看護師2年目の転職では、なかなか世間の風当たりがきついのも事実です。
転職に際しては、よく考えてから決定をするのが賢明です。