看護師が働く職場といえば、誰もが思い浮かべるのは病院です。

病院にも総合病院やクリニックなど色々な種類がありますが、それぞれの特徴はどこにあるのでしょうか。

種類別に見ていきましょう。

総合病院の看護師の仕事

総合病院というと広い意味をもちますが、ここでは民間の総合病院についてです。

定義としては、内科や外科、産婦人科など複数の診療科があって、100床以上の許可病床数がある病院のことを総合病院と呼びます。

総合病院での看護師の仕事にはどのような特徴があるでしょうか。

総合病院の看護師の仕事は、外来と病棟の2つの業務に分けられます。

外来勤務の看護師の仕事は、医師の診察補助が多いというのが特徴になります。

また、他の診療科や検査室、病棟との連絡や調整といった仕事もあります。

総合病院の外来で働く場合は、看護の仕事以外にも、調整業務や事務作業が多くなるようです。

病棟勤務の看護師は、入院患者の管理や診察補助、点滴、採血といった仕事が中心となります。

また、勤務が交替制である場合がほとんどで、2交替、3交替といったシフトとなっています。

病棟勤務の場合は夜勤がある場合が多いです。

クリニックの看護師の仕事

クリニックの看護師の仕事にはどのような特徴があるでしょうか。

クリニックの看護師の場合は、医師の補助的な仕事よりも処置や採血、点滴、検査など、看護技術を伴う業務が多くなっています。

また、個人病院の場合はほとんど夜勤はなく、平日の日勤である場合が多いです。

その他の病院勤務とは?

民間の一般的な総合病院やクリニック以外にも、特徴的な病院は色々あります。

たとえば、公立病院、大学病院、特定機能病院、救急指定病院、地域医療支援病院など、それぞれが特徴的な機能をもった病院です。

これらの病院の看護師の仕事は一般的な病院とは異なってきますので、転職を考えている場合は事前に調べておくといいでしょう。

業務内容や勤務体制、実際に働いている人の口コミやなどの情報を収集して、転職活動に役立てていきましょう。