看護師の職場にはいろいろな所がありますが、その中でも多くの看護師が働いている病院という職場では、どんな悩みを抱えている人が多いのでしょうか?
ランキング形式でまとめました。
第1位:夜勤がキツイ
病床を持つ病院で働く看護師につきものなのが、夜勤です。
多くの看護師はシフト勤務で働いていて、日勤、準夜勤、深夜勤をローテーションでこなしていますが、この不規則な勤務時間は体調管理がとても難しく、慢性的な疲労が蓄積してしまったり、体調を崩しやすいなどのトラブルの原因となることが多いようです。
夜勤手当が出るものの、それでは解決できない疲労とストレスが溜まっていきます。
また、年齢を重ねるごとに夜勤がどんどんツラくなり、中には転職したり離職する人もいるようです。
逆に夜勤が好きというか、やむを得ず夜勤専従になっている看護師もいます。金銭的な事情だったりしますが、夜勤がメインな方も身体への負担はかなりあると聞きます。適度に疲労回復とストレス解消が大事です。
第2位:看護師不足
都市部の病院は比較的看護師の数は足りていることが多いのですが、地方に行くと看護師不足は深刻な問題となっていて、看護師の数が少ないためにベッドが余っているのに患者さんを受け入れられないというケースもあるほどです。
看護師が不足していると、一人一人の看護師にのしかかる職務が増えてしまい、勤務時間内だけでは仕事が終わらないということも少なくありません。
また、人間関係がギスギスしがちで、ストレスを溜め込んでしまいます。
看護師不足の病院は、こうした理由から離職率が割と高い職場が多く、看護師求人を随時出しているということも多いようです。
第3位:プライベートな時間がない
どの年代の看護師にも共通する悩みの一つに、仕事がハードすぎてプライベートな時間を満喫する体力も気力も時間もないというものがあります。
肉体的にも精神的にもハードな仕事のため、自宅にいる時にはダラダラしているという人は多く、疲れすぎていて外出する気も起こらないようです。
また、勤務時間が一般的なサラリーマンとは異なるため異性との出会いのキッカケが少なく、合コンなどにも参加できず出会いがなくてずっと独身という看護師は少なくありません。
その他には、研修や勉強会を勤務時間外にするのは辞めてほしいという悩みや、新人の教育制度が充実していない、仕事が終わらずにいつも残業になってしまうなどの悩みが多いようです。
まとめ
看護師はその勤務形態や看護師同士の人間関係やストレスにより、精神的に病んでしまう人も多いです。もし、長く看護師として活躍し、キャリアアップしていきたいと思う方は、精神的なストレスケアが必須だと言えます。