転職や復職を考えている方の中でどこの職場を選ぼうか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今まで勤務していた分野ではなく、新たな職場に挑戦したいと思っている方も多いと思います。
でも、実際に勤務してみないと知ることはできないと思っている方が多いのではないでしょうか。
少しでも転職を検討する材料となるようになれるようにお話してきたいと思います。
では、循環器で働くメリットとデメリットです。
まず、メリットについてです。
1.やりがいを感じることができる。
よく、看護師の仕事をしていても何がやりがいなのかがわからない方や、やりがいを感じた仕事をしたいと思っている方も多いと思います。
循環器の場合、心臓や血管などの疾患を治療する診療科です。
そのため、生命の危機状態にある患者さんの看護を行うことで、命の大切さを感じながら看護を行い、やりがいを感じることができます。
2.スキルアップをすることができる。
循環器の場合、日々治療方法や機械が進歩しています。
そのため、常に勉強をしなければいけません。
ですが、これが自分自身のスキルアップをすることができます。
また、循環器科では子供から老人まで幅広い年齢層の治療を行っています。
子供の場合でしたら、先天性の心疾患の治療を行います。
そのため、幅広い年齢に合わせた治療や技術が必要となります。
3.どこの診療科でも通用する看護師になる。
循環器科で経験を積んだ後でしたら、どこの診療科でも勤務することができます。病院側から欲しい人材になります。
看護師で心電図を読める方はあまりいらっしゃいませんので、循環器で習得した技術を求められます。
病棟での勤務経験があれば、循環器のクリニック勤務などの職場でも重宝されます。
次にデメリットです。
1.忙しい。
循環器科は本当に忙しい診療科です。
残業は当たり前です。職場によってはオンコールの職場もあります。通常のオペに加えて緊急オペもありますし、急変リスクもとても高いです。
そのため、勤務中も予定外の業務が入ってくることも日常的です。
子育てしながらなど、家庭を優先しながら勤務したいと思っている方には不向きの現場ともいえます。
2.常に勉強に励まなければいけない。
循環器科で働き続けるためには、常に勉強しなければいけません。
それも、医療が進歩しており治療方法が常に新しくなっていきます。
そのため、看護師自身も常に勉強し知識と技術を向上させなければいけません。