【看護師として定年まで働き続ける】

各地の病院で看護師不足の声が上げられている昨今、求人サイトを見れば、看護師の求人が沢山出てくる事から、看護師の需要の高さが、分かります。

そんな看護師ですから、どこに行っても仕事に困る事は無いし、リストラなんて無縁のまま定年まで働き続ける事が出来ると、言われていますが、果たして本当に定年まで看護師として働き続ける事は、可能なのでしょうか。

【看護師は重労働】

看護師が、定年まで働き続ける事が出来るかは、結論から言うと「職場による」です。

はっきり言って、看護師は重労働。二十代、三十代のうちはバリバリ働く事が出来ても、四十代、五十代になると身体が衰え、若い頃と同じようには働く事が出来なくなります。

入院施設がある大きな病院に勤めていると、夜勤も入りますので、更に辛いと感じるようになってくるでしょう。

そんな状態で勤め続けると、定年を前にして身体を悪くし、結局辞めなければならなくなってしまいます。

もし「このまま働き続けるのは辛い」と考えるようになったなら、転職を検討すると良いでしょう。

同じ看護師の仕事でも、職場を変えるだけで随分と楽になる事は多いです。

【クリニックで働く】

クリニックの多くは個人で開業しており、入院施設がありません。入院施設が無いと言う事は、夜勤が無いと言う事。

夜勤が無いだけでも随分と身体は楽になります。

またクリニックには重篤な患者がやって来る事は少なく、急患や緊急オペも無いため、精神的にも楽になると言われています。

【転職はキャリアのリセットではない】

転職をする事で、今までのキャリアがゼロになる事を恐れて、限界まで働き続ける人は少なくありません。

しかし、身体を痛め付けて同じ職場に勤め続けなくても、今までのキャリアや経歴、そこで得たスキルを適切に評価してくれる職場があるはずです。

キャリアがリセットされるとは思わず、自身の能力を正当に評価してくれる転職先を探しましょう。