今回は敏腕助産師さんが実際に転職する際に聞かれた質問とそれに対する回答を紹介します。
面接で聞かれる傾向をしっておけば、当日も緊張すること無く、自信を持って対応できますよね♪♪
また看護師で転職を考えている人も似たような質問がくるので、シチュエーションを自分に置き換えてしっかりと自分の言葉で返答できるようにまとめておきましょう。
敏腕助産師さんの実際の面接内容はこんな感じでした♪
今までどんなところで働いていて、何例くらいお産を取りましたか?
今までは年間1600件くらいの病院で7年働いていました。
取った分娩件数は300例くらいですが、最近は後輩がお産を取るので取れていないです。
分娩介助以外に呼び出し対応や院内助産院の経験、帝王切開や流産、採卵のオペ介助なども経験しました。
一番勉強になったのは院内助産院のスタッフとして働かせてもらった2年間です。
妊婦の体を診ることや、産婦さんや家族に寄り添ったお産を経験しました。
注意したこと)以前働いていた病院でどんなことを学んだのか、また自分がどんな風に成長できたかを伝えるようにしました。
また、7年間で経験してきたことは十分アピールポイントになるので即戦力として自分が出来ることを伝えました。
これからどんなことをこの病院でしていきたいですか
助産師の経験や自分の妊娠・出産の体験を通して産後のお母さんのケアが足りないことを感じました。
注意したこと)助産師の主なケアは妊娠期、分娩期、産褥期に分かれるので自分がどこを担当したいのかははっきり伝えました。
産褥期を希望した理由の一つは、子育てをしながら働くため時間的に残業が多くなる分娩係を担当すると、迷惑がかかると思ったからです。
この場では残業ができないから、分娩係は避けて欲しいというニュアンスのことはマイナスイメージになるので、伝えません。
印象に残っているお産はありますか
30代女性の中期中絶のお産が印象に残っています。
注意したこと)自分が本当に印象に残ったことを答えました。
幸せなお産から学んだことだけでなく、分娩には不幸なこともあり、そんな中絶や胎内死亡、誕生死から学んだことも大切にしていきたいことを伝えました。
希望勤務時間や日数を教えてください
希望の勤務は週4回のパート勤務が希望です。
注意したこと)今できること、出来ないことはきちんと伝えました。
今後自分がどうしたいのかも伝えて、なるべく長く勤めたい希望を伝えすぐ辞めていくというマイナスイメージを持たれないようにしました。
どんな働き方がしたいか伝えることが重要
いかがでしたか?
敏腕看護師さんの回答や注意したことでもわかるように自分がどこで働きたいか、どんな働き方をしたいかを伝えることが重要です。
ただしマイナスポイントを受けるような表現をするのでは無く、どこが希望かを明確にして、ポジティブに言い回すことが重要です。
看護師・助産師という職業は特殊なので、基本的には売りて市場になります。
だからといって、どこでも受かるわけでは無く、他にも受験者がいればもちろん不採用になることもあります。
少しでも有利に転職ができるように、模擬面接は欠かさず行いましょう。