助産師と看護師の違い

助産師と看護師の大きな違いは分娩を取れるかどうかです。

助産師の免許があれば分娩について赤ちゃんを取り上げることができます。

分娩を取り上げることで得られる学びや感動はとても大きいです。

今回は敏腕助産師さんに助産師の仕事のステキな部分を紹介してもらいましょう。

母性看護や小児看護について深く学べます♪

助産師になるためには看護学校卒業後、助産学校に1年通い「助産」の勉強を深めます。

看護学校のときの母性看護や小児看護の座学とは比較にならないほど深く、多く学びます。

この1年間の学びは、例え座学であってもとても深い学びとなり、母性や小児に興味を持っている人ならさらに好きになれると思います。

助産学校での実習中から助産の楽しさに触れられます♪

助産学校でに1年は夜間も含めた分娩実習に不安に思う方が多いですが、助産学校の学生は人数も少なく仲間意識が強いので学生みんなで乗り越えることができます。

何よりお産につかせてもらった産婦さんから得られる学びは大きく、この実習で初めて助産っていいなと思える学生が多いです。

たった1年間ですが、かけがえの無い仲間ができるのも助産学校時代です。

辛いことも学生時代の仲間となら共に乗り越えていけるという経験をしている人が多いです。

もちろん忙しく、新しい知識や経験を積むこともあります。

助産師になって1年目はとにかく忙しいです。看護師の経験があっても新しく知ることや、学ばなければいけないことが多いからです。

ですが、1例、1例経験を重ねるごとに自信もついていきますし、自分なりの助産観も持つことができます。

次はこんな援助をしたい、次はこれができるようになりたいと前向きにお産をとれるようになったら、成長することができます。

赤ちゃんを自分の手で取り上げたときの感動や満足感は、次の頑張りのエネルギーになるので辛いことも乗り越えていけます。

やっぱりコレ!病院で【おめでとう】と言える唯一の現場

産婦人科は病院では唯一「おめでとう」が言える現場です。

妊婦本人だけでなく、家族も幸せになれる現場なのでその近くで援助できるのは幸せなことです。

命の誕生を一緒に見届けることができるのが助産師の仕事です。幸せを実感できる仕事は助産師の一番の魅力でもあります。

また、生まれた赤ちゃんが成長し病院に遊びに来てくれたときの嬉しさは格別です。

さらに2人目を産みにきてくれたときに「一人目のときはお世話になりました」と声をかけて下さることもあります。

一つの家族と長くお付き合いできるのも助産師の魅力です。

助産師の仕事は新しい命の誕生のお手伝いができること、これにつきます。

命が誕生する感動を何回も味わうことができること、家族の幸せをお手伝いできることはとても幸せなことです。