ドラマの視聴率が低下していると言われている現代ですが、そんな中でも人気があるのが医療系ドラマです。
医療系ドラマの中には大ヒットした作品が非常に多く、感動するもの、勉強になるもの、スカッと気分がよいものなど様々なドラマがありますね。
ここでは人気の医療ドラマのまとめ最新版として、皆さんが見ていた医療ドラマをいくつかご紹介しましょう。
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
救命病棟24時
現在までに第4シリーズがあり、江口洋介さんが扮する外科医進藤一生が繰り広げる医療現場での戦いを描いた人気ドラマシリーズになります。救命救急センターを舞台にしているためドラマ自体にスピード感があります。またシリーズによって登場人物も異なっており、新しいキャストも登場してくるので見ていて飽きが来ません。また医療現場でのシーン以外に、出世争いや学長選挙なども描写。
さらに大震災が行った時の災害時の救命医療という重いテーマにも挑戦している非常に優れた作品と言えます。
チーム・バチスタの栄光
チーム・バチスタの栄光は売上総数300万部を超えているベストセラーの「チーム・バチスタの栄光」を原作としたドラマになります。チーム・バチスタの栄光はこのミステリーがすごい!大賞も受賞しており、その内容の面白さをドラマでも忠実に再現しています。
チーム・バチスタの栄光は医療系ドラマでありながら、サスペンス要素も含んでいる異色の作品です。原作とは異なるオリジナル結末を用意していたので、原作を知るファンを飽きさせずに、いい意味で裏切りながらストーリーが進行していきます。
医龍
医龍は心臓の難しい手術であるバチスタ手術を得意とする天才的な技術を持つ外科医である坂口さん扮する朝田竜太郎を中心に繰り広げられるストーリーです。手術シーンなどが非常にリアルで、テンポよく物語が進んでいきます。
「白い巨塔」
4つ目にご紹介したいのが、唐沢寿明主演の白い巨塔です。大学病院の医局制度を追及したドラマです。大学病院ならではの、教授の座を狙った医師のドロドロした心情を描かれています。物語の中には、患者に十分な検査や同僚の助言を聞かなかった事で、患者は死亡し患者の家族から訴えられるという事例の内容もあり、インフォームドコンセントの重要性も、再認識出来る内容になっています。また、医師だけではなく、医師の妻の間にも紛争があるということも描かれています。
「Doctor-X ~外科医・大門未知子~ 」
5つ目にご紹介したいのが、ドラマシリーズ化されており、現在第4シリーズとして放映中の米倉涼子主演、Doctor-X ~外科医・大門未知子~です。
こちらは、「私失敗しないので」というセリフを発して、様々な患者の手術を完璧にこなし、病院や医局に属さない一匹オオカミの外科医の物語となっています。ただ、命を助けるための手術を行うのではなく、術後の患者の生活まで考えた術式で手術を行っています。誰にも行えない手術を行うだけあって、普通では考えられない高額な手術費を請求するコメディな内容も含まれています。
「JIN-仁-」
6つ目にご紹介したいのが、日本漫画を原作としておりテレビドラマでシリーズ化された大沢たかお主演のJIN-仁-です。東京大学付属病院の脳外科医である、南方仁という医師が手術中に気を失った際に西暦2000年から幕末にタイムスリップしてしまったことから、物語が始まっていきます。幕末時代にタイムスリップしても、医師として様々な患者の治療を行うわけですが、そのことによって、過去の人間の運命や歴史も変えてしまうことを自覚しながら、自分の知っている知識や技術を生かして幕末で近代医療を実現していくといった内容になっています。
「Dr.コトー診療所」
7つ目に紹介したいのが、漫画を原作にしており、テレビドラマのシリーズ化された、Dr.コトー診療所です。吉岡秀隆が主演をしており、沖縄県八重山列島の診療所を舞台にしています。もともと東京の大学病院で外科医をしていた医師が、島の役場課長の要請により診療所に派遣されたことから話は始まります。今まで島に良い医師が来た事がないことから、島民は医師に必要性を感じていませんでした。初めは、診療所に全く患者が来なかったのですが、島民である漁師の息子の手術を行い助けたことで、徐々に島民から信頼を得ていくといった内容になっています。地方の診療所で働いてみたいと思っている方には、是非見ていただきたいドラマとなっています。
「白い影~Love and Life in the white~」
8つ目にご紹介したいのが、白い影~Love and Life in the white~です。こちらは、1973年に渡辺淳一、2001年に中居正広が主演でドラマ化されています。優れた腕を持っているのですが、どこか謎めいた外科医直江と、この外科医を非難していた看護師の志村が惹かれあっていくラブストーリーです。直江は多発性骨髄腫に患っており人生に絶望していました。ですが、志村と出会い、恋に落ちたことで絶望から這い上がる事ができ、そして病気と自分の死を受け入れる事が出来るという内容になっています。
「振り返れば奴がいる」
9つ目にご紹介したいのは、三谷幸喜脚本で織田裕二と石黒賢がw主演をした、振り返れば奴がいるです。熱血的な青年医師(石黒賢)と天才的な技術を持つ(織田裕ニ)2人の医師が対立し戦っていくという物語となっています。この時の、織田裕二はとてもクールで格好よかったですよね。全く、性格や考え方が違う医師同士のため、なかなか互いを分かり合えないのですが、2人の考えが時々近づき、そして離れるといったヒューマンドラマです。また、病院側の裏事情やドライな対応も描かれています。
「ナースのお仕事」
10個目にご紹介したいのが、観月ありさ主演のナースのお仕事です。こちらは、テレビシリーズ化、映画化されている人気シリーズです。ドジなナース朝倉いずみが、新米から始まり、そしてシリーズを重ねるごとに中堅へと成長していきます。普通では、ありえないドジな場面もありますが、新人看護師が、看護師としてそして女性として1人前になっていく姿は、共感できる部分もたくさんあります。このドラマは、涙あり笑いありの看護師を主役にした医療系ラブコメディードラマとなっているので、気分転換に医療ドラマを見たい人にオススメのドラマとなっています。
「DOCTORS 最強の名医」
11個目にご紹介したいのが、沢村一樹主演でドラマシリーズ化されたDOCTORS 最強の名医です。このドラマで、初めて沢村一樹は主演を務めました。こちらのドラマは、患者を救うことに信念を持った、外科医である相良浩介が患者には優しく接する一方で、自分が信じる医療のためなら手段を選びません。また、医療者の欲や悪意を出すものに対しては、手段を選ばず追い込み、そして病院を再建していくといった内容になっています。パート1から起こる相良ドクターと森山ドクターの対立は、どうなるのか?というのも、このドラマのおもしろいポイントかもしれません。
「コード・ブルー -ドクターヘリ救急救命-」
12個目にご紹介したいのが、山下智久主演のドクターヘリを舞台にしたドラマ、コード・ブルー -ドクターヘリ救急救命-です。このドラマは、シリーズ化もされている人気ドラマです。高い技術と知能を持った藍沢耕作と他3名の医師が、専門診療医になるための研修であるフェローシップを受ける中で、医師として成長していく姿を描かれています。フライトドクターになるためには、高い技術と判断力だけではなく、医師としての職務を自覚ながら行わなければいけないことへの葛藤や、患者自身だけではなく自分自身の身を守りながら治療を行わなければいけないことも描かれています。
「1リットルの涙」
13個目にご紹介したいのが、実話を元に書籍、映画化そしてドラマ化された1リットルの涙です。ドラマ化の主演は沢尻エリカでした。このドラマは、中学生3年から頻繁に転倒したり体の不調があることから病院をしたところ、脊髄小脳変性症と診断され、そして、病気と向き合いながら高校受験をし、そして見事合格し高校生活を送るのですが、高校生の頃には身体障害者手帳3級となっていたため転校せざるをえなくなっていました。残りの人生を、我慢と葛藤をしながらも懸命に生きた彼女は25才という若さでこの世を去りました。そんな懸命に生きた彼女の人生を描いたヒューマンドラマです。
「ナースマン」
14個目にご紹介したいのが、TOKIOの松岡昌宏が主演したナースマンです。このドラマは、ドジな男性看護師である高沢裕次郎が患者や先輩看護師と関わることで看護師として成長していくという物語になっています。医療系コメディードラマになっているので、楽しみながら見たいという方にはオススメです。また、男性看護師を主役にした医療ドラマは少ないので男性看護師の方には、ぜひ一度みてもらいたいドラマとなっています。
「Ns’あおい」
15個目にご紹介したいのが、石原さとみ主演でドラマ化された、Ns’あおいです。救命救急医療センターに勤務していた、看護師のあおい(石原さとみ)は、患者の転院に付き添っている時に患者が救急車内で急変したため、医師の指示のもと気管挿管し患者は一命を取りとめたが、内部告発により救命救急医療センターを退職せざるをえなくなり、系列病院の内科病棟で勤務することになった事から、物語は始まります。Ns’あおいでは、医療現場のリアルが詰まっており、医療従事医者からの反響が良かったという事もあり、シリーズ化されました。まだ、見たことのない方はぜひ一度みてください。
「サマーレスキュー ~天空の診療所~」
16個目にご紹介したいのが、向井理主演のサマーレスキュー ~天空の診療所です。このドラマは、夏の3ヶ月を限定に標高2514メートルにある診療所を舞台に描かれたドラマです。プライドの高い心臓外科医である速水圭吾が上司からの指示で山の診療所でボランティアする事になった事から物語は始まります。都会と比べて山の上では、医療器具や薬などが揃っておらず、簡単な処置もスムーズに行えず自分の無力さに絶望するが、経験を重ねることで知識技術を身につけ、この診療所のある意味を見出していきます。また、速水は命があることに幸せを感じるようになり、医療の原点にも気づくようになりました。現在仕事に悩まれている方には、一度みてもらいたいドラマになっています。
「コウノドリ」
17個目にご紹介したいのが、綾野剛主演で産婦人科を舞台にしたドラマ、コウノドリです。このドラマは、産婦人科医の荻田和秀さんをモデルにし漫画化したものがドラマ化されました。産婦人科を舞台にしたドラマは、あまりないのですが、このドラマは、妊婦やその家族を中心にした物語となっています。喫煙、切迫流産や人工妊娠中絶、マタニティーブルー、未熟児、無痛分娩など、現代の妊婦が抱える問題をとりあげているため、産婦人科で働いている人や、これから産婦人科で働こうと思っている人にはぜひ見てもらいたいドラマとなっています。
「Dr.倫太郎」
18個目にご紹介したいのが、堺雅人主演のドラマDr.倫太郎です。このドラマは、大学病院で勤務している精神科医の物語です。主人公の精神科医である日野倫太郎は、少年時代に母親がうつ病で自殺した過去を持っています。この心の闇を持ちながら、倫太郎は天才的な治療法で、様々な精神疾患をもった患者を治療していくのですが、芸子である夢乃という解離人格障害を患った患者に恋をしてしまいます。精神科医が患者に恋をするのはタブーで、精神科医をとるか、恋をとるかを悩むといった、恋愛も描かれています。
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