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ツアーナースの仕事に興味があっても。業務内容が具体的に分からず躊躇してしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
では、ツアーナースは、どのような仕事をこなしているかについてお話していこうと思います。

ツアーナース(付き添い看護師)って一体どんな仕事?

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ツアーナース(付き添い看護師)は、修学旅行や移動教室、自然学校などの旅行の添乗員として同行します。
小学生や中学生、高校生など、様々な学生を対象にしています。
宿泊日数は1日から1週間程度と短いものから長いものまであります。

業務内容としてですが、基本となるのは旅行者の健康管理を行います。

37ツアーナースとなる事が決定した場合には、事前に打ち合わせを行います。その際に、行程の内容確認や持ち物の確認、そして事前アンケートに基づいた生徒や旅行者の健康状態のチェックを行います。例えば、アレルギーの有無や喘息発作などの既往歴の有無、そして発作時の対応確認を行います。
また、乗り物酔いのある生徒や旅行者を事前に確認しておくことも必要です。

このほかにも、内服薬や注射の常用薬があるかを確認し、飲み忘れや施注忘れがないようにサポートする必要があります。
持ち物確認では、救護バッグには何が入っているのか、また必要な物品が揃っているのかも確認しておきます。

このように事前に確認し旅行会社や学校の教職員と連絡をとり合わなければいけないので、コミュニケーション能力が必要となってきます。
また、急変時の対応には知識や技術、判断力が必要です。

そのためには、看護師としての経験が必要ですので臨床経験の長い看護師が求められる傾向があります。
そして、重篤な状態の場合には、病院へ連れて行くか、救急要請をします。

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ツアーナースに興味を持った方は、楽しそう!と思った方もいらっしゃると思います。
確かに、医療行為は基本的に少なく、旅行先に付き添っていくので、色んな所に出かける事ができますし、養護教諭と一緒に行動するので1人ぼっちということもないので、楽しく過ごす事ができます。

ですが、この反面、デメリットもあります。
ツアーナースの場合、正規社員雇用ではなく単発での仕事となるため、日給ですし、案件が定期的にあるとは限りません。
人気でレアな求人でもあるため、働きたいと思っても働ける確率が低いのです。

また、医療行為は少ないイメージを持つ方も多いですが、スポーツ教室の合宿やスキーツアーは怪我人が多いため、的確な処置ができるスキルが必要です。

129ツアーナースは、時給制ではなく日給制になります。
国内のツアーナースの日給の相場は、12,000円前後です。
例えば3泊4日なら 12,000円×4日=48,000円 になります。

事前の打ち合わせがある場合は、打ち合わせと交通費として1回2,000円ほど支払われます。

トラベルナースとはどんな仕事?

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トラベルナースと聞くと、ツアーナースと同じような業務内容で名前が違うだけ?と思う方も多いかと思います。
ですが、ツアーナースとは全く違う業務で旅行添乗とは一切関係ありません。

トラベルナースとは、全国展開する病院グループ内で勤務地を選び期間限定で働くスタイルのことを言います。
ですので様々な地方に行って仕事を行うのですが、勤務先は同法人の病院勤務です。

例えば、半年限定で京都に住みながら働きたいと思っている場合、同法人内で京都に病院があれば半年限定で勤務することができるのです。
トラベルナースでは、勤務地は自分で選択することができ、半年から1年の間で期間も選ぶことができます。

また、雇用先によっては、トラベルナース手当を支給してもらえるだけではなく、交通費や寮も支給してくれるので、スーツケースと自分の体だけで赴任することができるのです。

129トラベルナースの場合は、基本的に月給制となり、正看護師で30万円~40万円、准看護師で25万円~35万円が相場です。
勤務する病院や経験によっても給料に差が出てきます。
また、夜勤込みでの金額なので夜勤の回数によっても変わってきます。

ちなみに雇用形態は、正規職員と派遣の両方あり、勤務期間は半年から1年ほどになります。
基本的に延長することも可能です。

駐在ナースとはどんな仕事?

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駐在ナースとは、学校の養護教諭が合宿や修学旅行などで不在になる場合に、養護教諭にかわって、保健室に駐在する業務です。
この駐在ナースの雇用もツアーナースと同じ案件で募集されます。

業務内容としては、児童の健康管理です。
怪我や病気で保健室に来た児童の処置を行います。

ツアーナースになるための手順は?

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ツアーナースとして働きたいと思っているけど、どうすれば働けるの?と思っている方もいらっしゃるかと思います。
ツアーナースとして働きたいのであれば、ツアーナースを派遣している看護師派遣会社に登録してください。
ツアーナースの場合、雇用主が直接雇用するということは少なく、ほとんどが派遣会社からの紹介となります。

ツアーを行う約1~2ヶ月前に募集し雇用します。
例えば、夏の合宿の場合でしたら、6月前後に募集し、雇用決定そして、事前打ち合わせとなっています。

ツアーナースになるために必要な資格は?

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ツアーナースになりたいけど、なるためには必要な資格ってあるの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
ツアーナースになるためには、看護師資格以外特にありません。

派遣会社によっては、正看護師のみの雇用で准看護師は不可としているところがあります。
また、臨床経験があれば年齢制限やブランクの有無などは問われませんが、技術、知識、判断力が必要です。

修学旅行などの学校行事のツアーナースをする場合には、小児科の知識や経験が必要ですし、初対面で様々な年齢の方と関わるため、コミュニケーション能力も必要です。

海外旅行添乗看護師になるには

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海外に行けて、お給料も出るし、旅行の添乗看護師として働いてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。
海外旅行添乗看護師として働くには、准看護師は不可で正看護師の資格が必要です。

その他、日常生活をするための語学力はきちんと身につけておきましょう。
海外旅行の添乗看護師として働くためには、事前に国内旅行の添乗看護師として勤務し経験を積んでから、海外旅行の添乗看護師になることをおすすめします。また、国によって習慣や文化、医療事情が違うので、事前に情報を得ておくことをおすすめします。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?
ツアーナースといっても、学校行事の旅行に関する付き添い看護師、国内、海外旅行の添乗看護師、駐在看護師があります。
また、ツアーナースと一緒だと勘違いされやすいトラベルナースもあるため、どのような業務であるのかを事前に把握した上で、応募する必要があります。
ツアーナースの場合、看護師免許以外の資格は必要ありませんが、知識、技術、判断力が必要です。

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