点滴管理の手順と注意点のまとめ

 

ポイント!

①5Rの確認を徹底する。(正しい患者、正しい時間、正しい薬剤、正しい量、正しい方法)

②指示された投与量や流量に合わせて「1分間あたりの滴下数」を計算しベッドサイドで計算する。

 

1ml=20滴の場合   滴下数/分=1時間の点滴投与量÷3

1ml=60滴の場合   滴下数/分=1時間の点滴投与量

持ち歩くのに便利な早見表があるので活用をおすすめします!

 

③輸液開始時や施行中も刺入部や患者状態を観察する。

 

手順

1.注射指示と輸液製剤をダブルチェックする。

2.投与方法を確認する。(単独投与なのか、フィルターを通すか、メインなのか側管からの投与か確認する)

3.輸液製剤を開栓し、ゴム栓部分をアルコール綿で消毒し輸液セットを刺入し接続する。

4.輸液ルートを輸液で満たしておく。

5.準備された輸液製剤・輸液ルートをベッドサイドへ運び、患者指名を確認する。PDAを使用する場合はバーコードを読み取り患者認証を行い確認する。

6.接続部を消毒し、メインの輸液ルートを清潔に接続する。

7.メインの輸液の、滴下数を調整し、クレンメが開通しているか確認する。

8.患者状態を観察、ナースコールを手元に置き何かあればコールを押してもらうよう説明し退室する。

点滴をつないでそのまま退室してしまいがちだが刺入部痛や気分不良などがあった場合コールを押せるよう配慮することが大切。

 

点滴中のチェックポイント

1.全身状態に異常はない?
バイタルサイン、薬剤の副作用の有無を確認する。

2.患者の体位
点滴ボトルの液面と刺入部位の落差で滴下数が変わるためできるだけ同じ体位で投与できるよう患者さんの楽な体位を確認してから滴下調整する。

3.刺入部位やルートが関節や体で圧迫されていない?

4.刺入部位に発赤・腫脹はない?

5.三方活栓が接続されている場合は、正しく開通している?

6.輸液ルートに空気の混入はない?

7.クレンメは開通になっている?

8.接続部はゆるんでいない?

9.認知症の患者さんでは自己抜去していない?
ルートを首元から出す、刺入部のフィルムに「大事」と書く、包帯で巻いておく、などその人にあった対応で自己抜去を防ぐ。
何より頻回訪室が大事。