看護師の仕事は収入に安定があり、国家資格で全国何処でも働けると、人気が高い仕事です。通常は高校を卒業後に看護大学か看護専門学校で、医療や衛生に関する専門知識をつけて国家試験を受け合格するとなれるものです。人に命を預かるといっても過言ではない看護師の仕事、資格を取ったばかりの新人は、大きな病院で先輩達と一緒に経験をつみながら、それぞれの診療科の仕事を覚えて行きます。もちろんそれぞれの診療科によって仕事の内容は変わってきますが、看護師になったら誰でもが行うという仕事があります。その仕事内容とはどんな物でしょうか。

入院患者がいるような大きな病院では、24時間体制の為に2交代や3交代と夜勤を含めた勤務になっています。そのためにシフトが入れ替わるときには、申し送りが必ずあります。患者の状態や経過など、また治療内容の変化やなどの報告です。看護師の仕事と言うと患者の世話と思いがちですが、この申し送りもとても大切な仕事です。その後はバイタルチェックと言われる全身の観察をし、それを記録の残します。このバイタルチェックは、体温、血圧、脈拍、呼吸と4つの物を測定します。体の異常はこの4つに表れるので、異常があるかどうかをこのバイタルチェックで図るのです。また採血が行うのも看護師の仕事内容の一つです。内臓関連の検査などに必ず必要な物です。大きな病院には採血科という特別室があり、採血を専門に行う看護師もいます。しかし何処の診療科になったとしても、この採血は常に付きまとってくる物だといって良いでしょう。

看護師の仕事の内容でもう一つ大切なのが、医師の診療時のサポートです。患者を診療する、検査を行うと言った場合に先を読んで必要な医療器具を手渡したり、その準備を行うというものがあります。そして忘れてはいけないのが、患者の立場に立って寄り添う事です。看護師の仕事はその診療科によって色々と差が出てきます。しかしこのバイタルチェックと採血はどこに言っても出来て当たり前の事なので、しっかりと習得したほうが良いようです。