関節リウマチは自己免疫疾患ですが、整形外科でも診察を行っています。関節リウマチはどの診療科を受診すればいいのか患者さん自身解らないという方が多くいらっしゃいます。

関節リウマチの専門医師もいらっしゃいますが、整形外科でも診察を行います。

整形外科でも多い疾患の一つである関節リウマチですが、まだまだ解明されていないことがたくさんあります。それも関節の痛みや体の痺れを緩和させることが困難であるがゆえに、患者さん自身、精神的・肉体的な負担を感じている方がたくさんいらっしゃいます。

少しでも患者さんが、安全で安楽に生活するためには、看護師自身が関節リウマチに対する理解を深めた上で看護を行うことが大切かと思います。

では、関節リウマチについてお話していこうと思います。

関節リウマチってどんな病気?

関節リウマチという病気はまだまだ解明されていないことが多く、はっきりとした原因もまだ明らかになってりません。現段階で明らかになっているのは、自己免疫疾患であることです。

自己免疫疾患とは、自分自身の正常な組織を異物と間違え過剰に反応し攻撃することで症状を引き起こす疾患です。関節リウマチは、20代から40代の女性に多く男性のやく3倍にものぼります。

関節リウマチの症状としては、関節の変形では、尺側偏位、スワンネック変形、ボタン穴変形といった手の変形が見られます。また、朝起きた際に関節がこわばり関節の疼痛や動かしくさが出現します。このような関節の症状だけではなく、全身症状も出現します。全身症状としては、貧血や微熱、赤血球沈降速度の亢進などの症状です。

関節リウマチの治療方法は大きく分けて3つに分かれています。
1つは薬物療法、2つめは手術療法が、3つめが手術療法です。

1.薬物療法

1つめの薬物療法では、非ステロイド性消炎鎮痛薬、副腎皮質ステロイド剤、免疫抑制剤を使用します。

2.手術療法

2つめの手術療法ですが、手術を行ったからといって、機能が改善するわけではありません。また、手術による合併症を起こすリスクもあるため、基本的には薬物療法とリハビリ療法を行います。

3.リハビリ療法

3つめのリハビリ療法では、機能を低下を防ぎそして生活動作を高めるために行います。

関節リウマチ患者への看護

関節リウマチについて理解して頂けたかと思うので、今度は関節リウマチの看護についてお話ししていこうと思います。関節リウマチの患者さんにとって、朝と天気の悪い日はとても辛い時です。その理由は、関節の痛みと関節のこわばりがあるため、自分の思い取りに体を動かすことができないからです。

まず、痛みがある場合にはクーリングをしてください。温める方が効果があるのでは?と思う方がいらっしゃいますが、炎症が起きている際には冷やすことに効果があります。

次に、こわばりがある際には、温熱療法を行ってください。温熱療法ではホットパックや部分浴を行います。患者さん自身、痛みとこわばりの両方あると訴えた際には、関節に腫脹や熱感があるか確認し、ある場合にはクーリング、ない場合には温熱療法を行ってください。

また、痛みやこわばりの程度によっては、更衣や食事摂取を自己にて行うことが難しい場合があります。ですので、患者さんと確認しながら難しいところは介助したり、食事の際のスプーンやフォークの持ち手を太くし、少しの力でも持てるように工夫してください。

関節リウマチの患者さんに対しては、日常生活動作に対する指導が必要になってきます。

入院中は、看護師や介護士のサポートを受けることができますが、自宅に帰ると24時間ずっと医療従者がそばにいるわけではありません。また、症状が悪化したり他の病気を併発しないためにも、日常生活に気をつけることが必要なのです。

食事

指導のポイントをとしては、まずバランスの良い食事をとることです。肥満になると、下半身の関節に負担をかけてしまいます。負担をかけることで、膝や腰の痛みが出現し場合によっては他の病気を発症してしまう原因にもなります。また、リウマチの全身症状では、貧血があります。貧血は食事療法だけでは改善することが少ないため、同時に薬物療法を行わなければいけません。

ですが、日頃から食事で気をつけることで薬物療法だけよりかは改善を見込むことができます。

運動

2つめのポイントでは、運動療法を自分でも行ってもらうことです。痛みやこわばりがあるため、動きたくない!動かしたくない!とういう患者さんがいらっしゃいます。確かに、痛みやこわばりがあると動かしたくない気持ちもわかります。ですが、体を動かさなければ筋肉が落ちるだけではなく、体力もどんどん落ちていきます。

そうなると、ADLが落ちていき最終的には寝たきりになってしまいます。そうならないようにするためにも、毎日適度な運動を行う必要があります。

口で説明しても覚えるのが大変だと思いますので、どのようなメニューをどれくらい行えばいいのかパンフレットで作り指導することが必要です。

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