看護師としてさらなるキャリアアップを目指したい、給与アップを目指したいという意欲で資格を取得する人が増えています。中でも注目されているのが認定看護師の資格。この資格を取得して昇給や昇格をしたという人はたくさんいます。「ぜひとも取得したい」という人がいる一方で「私なんかにはとても無理」とあきらめてしまう人もいるようです。確かに認定看護師の資格を取るにはいくつかのハードルを越えなくてはいけません。しかし、看護師であれば誰でも取得できる資格であることもまた事実です。今回はそんな認定看護師になるためのステップをご紹介します。

認定看護師とは、特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を用い、水準の高い看護が実践できる看護師を社会に送り出すことを目的として日本看護協会によって認定されている資格です。その分野は「救急看護」や「緩和ケア」など21種類にのぼります。資格取得に必要となる条件は以下の通り。

①日本国の看護師免許を有すること

②看護師免許取得後、実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)

③認定看護師教育機関(課程)修了(6か月・615時間以上)

④認定審査(筆記試験)に合格すること

このように、認定看護師になるためには専門の教育機関に入学することが必要です。教育機関は都道府県によって数にバラつきがあり、平日に授業がありますから、病院で仕事をしながら通うことは基本的にできません。学費や交通費などの費用もかかります。資格を取るまでには時間とお金、そして何より努力が必要になります。それゆえにハードルが高くためらってしまう人が多いのです。ただし費用面では、認定看護師の資格取得を支援している病院もたくさんあり、休職してもある程度の給与を受け取ることができる場合もあります。病院に確認してみましょう。

資格を得るまでの道のりは険しいものですが、それは看護師になるときにも一度味わったはずです。大きなステップアップを目指して、ぜひ認定看護師にチャレンジしてみましょう!