看護師は働く医療機関にもよりますが、基本的にさまざまな種類の休暇を得ることができます。たとえば、年末年始、夏季、冬季に取れる時期ごとの休暇や結婚、出産、育児のために取れる休暇、年次有給休暇などが代表的です。これらは休んでも給料が支給されるものとされないものに分かれます。

年次有給休暇は前者となり、法律で雇用者は労働者に出勤日に応じた有給休暇を与えなければならないと決められています。そのため、有給休暇自体を取ることは何も悪いことではないのですが、忙しい時期に多くの有給休暇を取ると職場からの印象を悪くすることもあるので、使うタイミングをよく考える必要があります。

看護師の仕事を辞めることになった場合、退職前に残った年次有給休暇を消化するのが一般的です。残った年次有給休暇で体力を充電し、転職活動に力を注ぎましょう。ただし、できればいきなり辞めることを告げ、そのまま有給休暇取得に入るのは止めた方がいいでしょう。看護師の1人として今まで働いてきた人がいきなり職場に来なくなってしまったらその穴埋めをするのに職場が大きな苦労をしなければならなくなります。

看護師を辞める時は上司と事前によく話し合い、退職までのスケジュールを作ることが大切です。業務の引継ぎをしなければならないのであればその引継ぎが終わるまではしっかりと出勤し続けるのが理想です。引継ぎが終わり、退職に関する手続きも大体済めば、いよいよ有給休暇を消化する段階となります。

有給休暇は常勤の看護師はもちろんですが、パート・アルバイトでも支給されることがあります。このことは看護師の仕事の待遇のよさを示しているといっていいでしょう。ただし、常勤の看護師と比べると支給される有給休暇の日数はどうしても少なくなります。常勤の看護師の場合、雇用されてから半年継続して出勤すれば10日間の有給休暇をもらえます。このあたりのことは就業規則に書いてあるはずなので、まずはそれに目を通しておくといいでしょう。