看護師はかつて女の子にとってあこがれの職業のひとつでした。しかし、現実は体力勝負の忙しい職場が多く、きつい、汚い、危険の3K職業と言われたり、最近では、結婚できない、化粧のノリが悪い、規則が厳しい、休暇が取りづらいの4Kが加わって7K職業とも言われています。しかし、7つも不都合があるにもかかわらず、看護師は魅力ある職業と位置付ける人も少なくありません。

看護師の魅力としてあげられることに、地域や多くの人の支えになって貢献できるという点があります。場合によっては命に関わる業務もあり、緊張の連続なので心身にかかる疲労は大きいですが、患者が笑顔で病院を後にした時、ありがとう、と言われたときには、この上ない喜びを感じると言います。また、不特定多数の人と接してコミュニケーションをとらなければならないので、人間的な成長ができる職業でもあります。医療機関では慢性的な看護師不足が問題になっています。大都市圏ばかりでなく、どの地域においても需要の高い職業です。正規の資格を持っていて、確かな知識があれば、どこででも働くことができる数少ない職業です。年齢の壁を超えて、いつでも働ける職業は他にはないと言ってもよいでしょう。

看護師は同年代で他の職業についている人と比較すると、収入が高いと言われています。一般の会社の事務員などは、収入のピークは40代におとずれ、加齢とともに徐々に年収は削られます。しかし、看護師は、勤続年数によって年収が上がるのが特徴です。また、スキルアップできる条件も勤続年数がポイントになるので、50代になってからでも収入アップが見込めます。収入だけでなく勤続年数や臨床経験が長ければ強力な即戦力になるので、再就職の条件に年齢制限が付くことは少ないというのも看護師として働く魅力のひとつです。医療施設ごとに定年制度はありますが、嘱託やパートとして生涯現役で働き続けている強者も多いです。病院勤務は難しいとしても、キャリアを生かして、訪問介護や特養の常駐看護師の仕事は需要が増え続けています。