看護師の仕事といえば立っているか動いているのがほとんど。午前中はまだよくても、夕方以降になると、もう足がぱんぱんになってしまいます。朝と夜では足の太さがまったく違ってしまったり、冬の仕事終わりにブーツをはこうとしたら足が入らなくなっていたり。そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。そんな足のむくみを改善する方法があるのです。

そもそも、どうして足はむくむのでしょうか?人間は動脈を通じて体中に新鮮な水分や栄養分を届けています。と同時に、必要のなくなった水分は静脈やリンパ管に戻ってきて体内を循環します。しかし、長時間立った状態にいると重力の影響で戻ってくる動きが滞り、余分な水分が溜まった状態になってしまい、これが「むくみ」と呼ばれます。よく塩分の摂りすぎはむくみの原因になると言われますが、これは塩分を薄めようとして体が水分を欲し、体内にたくさん水分が溜まってしまうためです。つまりむくみを解消するためには静脈やリンパ管の動きを活発にし、余分な水分を溜めすぎない、または排出することが重要になります。

具体的にはストレッチが効果的です。仕事中、机の下などでナースサンダルを脱ぎ、つま先を思い切り前に突き出したり90度にしたりを交互に10回行ってみてください。これだけでも血流が促されてむくみが改善されます。トイレに行ったときなど人目を気にしないで済む場合は、思い切り背伸びをしたり屈伸をしたりするのもよいストレッチになります。足首の裏に両手をあてて温め、ゆっくりとひざ裏に向かって手の温かさを移動させていくとリンパの働きがよくなります。

カリウムを摂取する方法もあります。塩分を摂りすぎると余計な水分が溜まってしまうのですが、カリウムは逆に余分な水分を外に出してくれる働きがあります。おすすめの食材はアボカド。一個で720mgのカリウムを摂取することができるので、サラダに混ぜて一日一回食べるだけでむくみ対策になります。また、アーモンドも手軽にカリウムを摂取できます。休憩時間のおやつをナッツに変えてみるのもおすすめです。