看護師の教育にはどの病院も力を入れているようですが、やはり大きな大学病院や総合病院ほど、教育制度が整っているようです。医療は日々進歩しており、それについて行けないと良い看護ができません。大きな病院は最新機器が揃えられているため、それに伴う教育もしていかないと医師や看護師のレベルアップが望めないのです。

 ある病院の能力開発プログラムは、質の高い看護を実践できる看護師を育てるために、新卒1年までの新人教育、概ね2年目から3年目までの実務1コース、4年目から5年目の実務2コース、5年以上の実務2以上というように、それぞれの役割に応じた教育を行っています。新人教育では卒後ローテーションや看護技術研修、フォローアップ研修が行われ、実務1では看護倫理や看護の喜びを知る教育、実務2ではリーダーシップ研修や学生指導、役割研修が行われます。実務2以上になると、5年以上の経験者向けなので専門別(循環器やがんなど)研修やリフレッシュ研修が行われます。

 資格を取ったのだからそれで終わりというものではなく、常に進歩していく医学について行ける看護師を育てていくようにしています。看護師としてスキルアップを望む人は、あえて大きな病院へ就職することをおすすめします。新人のうちにこのような厳しい病院で経験を積んでいくと、自信にもつながります。いきなり大きな病院だと戸惑うことも多いかもしれませんが、教育制度がしっかりしており、先輩たちもフォローしてくれますので安心です。いろんな症例の経験をしていると、どこへ行っても仕事ができますので、自信を持って働けます。

 看護師として就職、転職する時には、給料や待遇、勤務体制についてばかりをチェックしがちですが、教育制度が整っているかどうかもチェックしましょう。教育制度があまり整っていない病院も実際にありますので、そのような病院に入ってしまうとスキルアップができなくなってしまうのです。今はほとんどの病院がホームページを開設していますので、教育制度についてもチェックするようにしましょう。