「看護師としての資格は持っているけど、現場をしばらく離れていたのでブランクがある」

「復職したいけど不安で……

このような悩みを抱えた人は多いのではないでしょうか。資格を持っているのに看護師として働いていない人のことを「潜在看護師」と呼び、全国になんと70万人以上いると言われています。また、毎年5万人が国家試験に合格していますが、その約半数が辞めているというのが看護師の現状です。まだ若いうちに「自分は看護師に向いていない」と他業種に転職する人もいれば、結婚や出産を機に退職していく人もいます。そんな人たちも現場を離れてしばらくすると「看護師として、自分にもっとできることがあったのではないか」と感じることがあります。そんなとき、復職するにあたってやはり心配なのがブランクです。

たとえば5年以上現場を離れていると、医療現場の進歩についていけないということがあります。医療ベッドや人工呼吸器などさまざまなアイテムが新しく生まれ変わり、管理システムもデジタル化が進んでいます。また、看護技術や知識の衰えといったこともブランクを感じる大きな要因です。普通の仕事であれば「少しずつ勘を取り戻せばいい」と考えられるかもしれませんが、人の命に関わる仕事ではなかなかゆっくり構えているわけにもいきません。いざ現場に入って慣れてしまえばどうということもないことでも、復職を考えるときにはどうしてもハードルが高いと感じてしまう場合が多いでしょう。

しかし、全国的に看護師の人手は不足しているので、このような「潜在看護師」の人たちにどうにか復職してもらいたいという要望は大変多くあります。また、復職を考えている看護師のための支援サービスも多数存在します。たとえば各都道府県のナースセンターやナースプラザでは、定期的に講習会が開かれており、費用も基本的に無料です。また、講習を行っている病院もあります。他にも、看護師転職サイトで研修に関する情報を集めることができます。就職活動も同時に進めることができるので、復職を考える場合はまずこういったサイトに登録してみましょう。