看護師は国家資格を保有していて安定した収入が得られる職業であり、女性の多い業界なので男女格差もありません。昇給を重ねていけばかなりの収入を得ることができます。そんな看護師ですが、特に初めてもらうお給料は特別なものですよね。初任給は一体どのくらいもらえるものなのでしょうか? データを参照しながら見ていきましょう。

厚生労働省の調査によると、大卒の平均初任給は約20万円、高専・短大卒の平均初任給は約17万円となっています。それに比べて日本看護協会が発表している看護師の平均初任給は大卒で約27万円、高卒+3年課程で約26万円となっており、看護師の初任給がかなり高いことがわかります。ただしこれは税金等が引かれる前の額面なので、そのまま懐に入ってくるわけではありません。所得税、住民税、健康保険料、雇用保険料、厚生年金が差し引かれ、さらに制服代や寮費が差し引かれることもありますから、手取りの金額は20万円を切ることがほとんどでしょう。「最初に寮費が2か月分差し引かれ、初任給の手取りは15万円もなかった……」なんて人もいるようです。それでも初めて給与が振り込まれた通帳を見るとうれしくなってしまいますよね。アルバイトではなかなか稼げないまとまった金額ですから、「こんなにもらっちゃっていいのかな?」なんて最初は考えたりするものですが、すぐに「もっとほしい」と思うようになりますよ。

ところで、初任給をどんなことに使っている人が多いのでしょうか。看護師の場合、参考書を買ったり聴診器などの道具を揃えたりしているうちになくなってしまう人が多いようです。親にご馳走をプレゼントしたという人も。また、一人暮らしをはじめた人は生活用品をそろえるのに使っているようです。自分の力で稼いだ初めてのお給料ですから、今までのお世話になった人への感謝の印や、思い切って自分にご褒美を買ってあげるなど、思い出に残る使い方をしたいですね。