現在看護師の求人はとても多くなってきています。そのため看護師を目指す方も少しずつ増加しています。ではなぜ人手不足が問題とされているのでしょうか。そこには日本の大きな問題となっている「高齢化」が一番の原因となっています。つまり、患者さんに対してそれを看護する人数が間に合ってないのです。そのため一人の看護師に対しての業務が集中してしまいがちになり、ストレスなどを抱えてうつ病などにかかってしまうケースが多くあるのです。これは病院・施設側にとっても悩みの種になっています。

この人手不足を解決するために病院・施設側は「看護助手」という医療行為を行わない患者さんのサポートなどを重視したスタッフを取り入れています。こちらは資格がなくても仕事ができるため、転職から看護助手へ就職する人が増えてきています。しかしここにも問題があります。それは資格を取得している看護師に対して看護助手の人数が増加してしまう傾向にあるからです。さらに妊娠や結婚などを理由に退職してしまう人なども目立っており、資格所有者をどうやって呼び戻すかが最大の課題となります。

病院・施設側で資格を取得している看護師を呼び戻すために必要なのは「育児休暇制度」や「妊娠中でも働きやすい環境作り」です。結婚して子供が出来た時など家庭の状況を相談しやすい職場作りが重要となります。相談しやすい環境であれば、前々からどういう業務をしていくか、どの期間休職をとるかなどを決めることができます。現在では病院・施設側で対応が見直されてきています。

看護師の人手不足を解決するために取られているもう一つの対策が「海外からの看護師の受け入れ」です。フィリピンやインドネシアなどから国家試験を目指して、年間400500人ほどが日本に訪れています。その中で国家試験に合格しているのは年間4050人と一割しかいません。しかし今後外国人の看護師増加が進んでいくことでしょう。