看護学校を出て国家試験を受け、晴れて看護師の資格を手にしても、病院などで採用されるには採用試験があります。また一旦結婚や出産などで仕事を離れても、再就職するときには採用試験があります。もちろん実施試験や面接もありますが、まずはこの採用試験を受けないと、そこにはたどり着けません。看護師の採用試験にはどのような目的で行われ、どのような問題が出るのでしょうか。

看護師は医療行為がきちんと出来ていれば良い、と言う考え方もありますが、体や心に傷を負った患者に対応するためにも、ある程度の常識を持ち合わせていなくてはいけません。また社会観念や保険医療などに関する知識も必要です。採用試験から病院側は看護の事だけでなく、基礎的な学力がちゃんとあるか?一般常識を持って、社会人としての適応能力があるかなどを見ると言われています。また病院内で起こると想定される状況下での、対応の仕方などを選ぶ試験問題もあるようです。これは常識問題と医療、看護の問題が一緒になったようなもので、臨機応変な対応が何処までできるかを見るようです。

また病院によっては小論文などを書かせる所があります。これは出されたテーマを元に、自分の考えを的確に解りやすく表現できるかを見ます。一般的な視点、自分の視点がどうしてそのようになるのかを、考え理論的に書くことです。限られた時間でどれだけの表現が出来るか?日本語が正しく使えているか?自分の言葉で表現できているかなどが問われます。小論文のテーマはその医療に関する見解や、自分自身の生活や将来のゴール、スキルアップなどについて、希望する診療科に関することなど広い範囲にわたります。普段から週刊誌や女性誌などではなく、ちゃんとした本を呼んでおく事ですね。

採用試験が終われば次は面接です。面接では小論文に書いたことを、聞かれる事も多くあるようです。色々な本などの文章をそのまま書くのではなく、自分で理解して自分の言葉でちゃんと書く様にしましょう。