喘息とは、気道が狭くなって炎症を起こした状態をいいます。非常に敏感になった気道は、健康な人であれば何度もない、ほんのわずかなホコリやタバコ、ストレスなどに敏感に反応するようになり発作が起きてしまうのです。

看護師でいえば、特に夜勤を多くこなしている人に喘息が多いといわれています。もちろん、これは確定的なことではありませんが、医療従事者としては知っておいた方が良いでしょう。周りで働いている看護師に、喘息持ちは意外といるのではないでしょうか。原因がはっきりしているのであればそれを取り除くことが治療の第一歩となりますが、はっきりしていないことも多く、夜勤のシフトからはずしてもらうというのもただでさえ人手不足の現場ではなかなかできることではありません。喘息持ちの看護師は、発作が起きないように自分で上手にコントロールしながら働いているのが現状といえます。

看護師で喘息持ちの人の中には、吸入器の他、ホクナリンテープやアドエア、ユニフィル、フルタイド、メプチン、セレスミンなどを常に持ち歩いているという人がたくさんいます。風邪を引くなどして体調を崩している時や精神的に落ち込んでいる時、季節の変わり目などは発作が起きないように十分な注意が必要です。発作が起きると周りに迷惑をかけることはもちろんですが、何よりも自分自身が本当に辛い思いをします。しかし、強い薬を毎日使うとやめられなくなる可能性があることを考えると、その時の状態に応じた対処法をいくつか用意しておくのがよさそうです。対処しても良くならずいよいよ辛くなったという時には、テオフィリンやソルコーテフが入った点滴をするという看護師もいるようです。また、フロモックスやオノンなどを医師に処方してもらうという看護師もいます。勤務の中でもやはり夜勤はもっとも辛いものなので、この時間帯には特に気を付けましょう。いずれにしても、対処しても苦しい思いをしながら勤務している喘息持ちの看護師は非常に多くおり、上手に付き合っているのが現状です。